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「焦って母親になる必要はない」というアドバイスが増えている理由とは?
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· 2019-05-14 · ソース:人民網 |
タグ: 母親;家庭;社会 | 印刷 |
〇なぜ母親になるのか?
なぜ母親になる必要があるのか?子供が好きだから、という人もいれば、子孫を残したいという人もいる。両親に催促されたという理由の人もいれば、子供に老後の面倒を見てもらうため、という人もいる。
またなかにはビジネスキャリアを理由に子供を産む人もいる。職場では、既婚で子供のいない男性に比べ、同じ状況の女性は、より悪しき立場に置かれやすい。特に一定期間務めあげて仕事でボトルネックに直面し、転職したいと思ったとき、彼女たちがまず考えるのは、子供を産むことだ。
では一方で、母親になることをためらう女性は、一体何をためらっているのだろうか?
青青さんは今年結婚したばかりだが、子供を持つかどうかについて、まだ夫と合意に達していないという。結婚前、2人はこのことについて何度も話し合った。夫は、「今年結婚したから、来年には子供を持ってもいい」考えていた。
しかし青青さんは、「自分に決定権があるなら、産まない選択をする。子供を産み育てることは、心身ともに疲れるだけでなく、スタイルは悪くなるし、さらに重要なのは暮らしの中心が全て変化してしまうこと」としている。
これまで、彼女は大学院博士課程受験のための準備をしてきた。合格した場合、子供を産むとさらに面倒が増える。しかしその一方でこの問題は彼女一人で決定できる問題ではないことは青青さん自身も十分理解している。
また、なかにはディンクス(子供を持たない共働き夫婦)を選択する人もいる。経済的条件が不安定で、子育て費用をまだ貯めていないからという人もいれば、まだ母親になる準備ができていないからという人もいる。それだけでなく「子供が母親にとってどんな意味があるのか?」、「私は良い母親になれるのだろうか?」、「子供を産んでから後悔しないだろうか?」と思い悩む人もいる。
女性が母親になることについて見せるためらいを「エゴ」や「わがままな甘え」とみなし、「誰もがみなやってきたことなのに、なぜ貴女だけが耐えられないのか?」とする人も一部いる。
しかし母親になる前に、まずやらなければならないのはしっかりとした自分を作り上げることだろう。焦って母親にならないことは間違いかと言えば、そうとも限らない。なぜならしっかりした母親になれないことの方がむしろ間違いだといえるからだ(文中の人物の名は本人の希望で全て仮名)。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年5月14日
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