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亡くなってしまったペットのクローンを作るには38万元
「賛成」「お金の無駄遣い」その反応はさまざま |
· 2019-04-29 · ソース:人民網 |
タグ: クローン;ペット;社会 | ![]() 印刷 |
クローンのペットは記憶までは引き継がない全く新しいペット
専門家「特別な事情がない限り、クローンのペットは推奨しない」
ペットのクローンに関して、社会学を専門とする華東師範大学の文軍教授は、「もし、特定の人々あるいは特定の疾患にの治療においてペットのクローンが必要ならば、肯定すべきだろう。だが、クローン自体については、医学や社会倫理においてその是非が非常に問われており、理由なきクローン作成は、自然の法則にそぐわない行為と言える。そのためこうしたクローン作成は、一般的な状況下では賛成できない。ただ、一部の患者にとってペットによる治療が必要であるというような特殊な状況で、彼らが可愛がってきたペットが老いて死ぬ前に、その他の代替の治療方法が見いだせない場合に限り、そのペットそっくりのクローンを作成することは、患者の治療にプラスになりうる」との見方を示した。
また文軍教授は、「ペットの飼い主がクローンのペット作成にお金をかけるのは、単に、ペットが死んだ後の自分の悲しみを軽減して、死んだ動物に注いでいた愛情を引き続き代替物に注ぎたいという願いによるもので、全く必要のないものだ。悲しみや懐かしむ心は、他の方法でも解決できる。また、クローン作成で誕生したペットは、実は、DNAが同じペットであるだけで、前のペットの記憶までは受け継いでおらず、全く新しい別のペットといえる。だから、わざわざ高いお金を注ぎ込んでクローンを作成する必要はない」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月28日
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