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ガラス瓶に空き箱、人々が「ガラクタ」収集に熱中する理由とは?
  ·   2018-11-22  ·  ソース:
タグ: ガラクタ;習慣;社会
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とうとう自分の母親のような行動に 

「ガラクタ」集めという点において、ついに自分の母親と同じようになってきてしまったとするのは、「85後(1980年代後半生まれ)」の王玲さん(仮名)。

食材を買ったときのレジ袋から新しく買った服からはずした商品タグまで、王さんはこれらをすっぱり捨てることができない。美容オイルが入っていた小瓶すらとっておくほどだ。

王さんは自嘲気味に、「これは遺伝なの。私の母親はこうしたガラクタをとっておくのが好きで、ギフト用の箱まで取っておく始末。小さな頃、私はそんな母親の様子を見て笑ったものだった。家の中はまるで『不用品回収ステーション』みたいだった」と続けた。

彼女はここ2年ほど、スーパーのレジ袋さえも捨てなくなった。大きな袋に中くらいの袋を入れ、さらにその中に小ぶりな袋、その中にはもっと小ぶりな袋をいれ、きちんと積み重ねておく。レジ袋は台所に置き、紙袋は壁の隅に積み上げておく。王さんは、「こうやってとっておけば、ゴミを捨てる時に使えていいでしょ?」とつぶやく。

「ガラクタ集め」の道を突き進む人々 

冷静に周囲を見渡すと、陳皮さんや王玲さんのような「ガラクタ」を集める若者が身近にますます増えてきているようだ。「85後」から「90後(1990年代生まれ)」の彼らにとって、ガラス瓶や紙箱まで、この世の中にとっておけないものなどないのかもしれない。

一部の若者は化粧品が入っていた箱など、見た目が優れた「ガラクタ」を好む。これらはちょっと手をくわえれば、実用的な収納ボックスとして活用することもできる。

また、使い古しのペンや乗車券、時期の異なる封筒など、これらを全て「生きてきたことの証」としてとっておく人もいる。

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