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ガラス瓶に空き箱、人々が「ガラクタ」収集に熱中する理由とは?
  ·   2018-11-22  ·  ソース:
タグ: ガラクタ;習慣;社会
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新品の洋服から外された商品タグ、出前を頼んだ時についてくる割り箸といったモノが部屋の中を埋め尽くしているということは無いだろうか。中国新聞網が伝えた。

こうした状況は最初、特別なケースだと思っていたが、ネット上で調べてみると、非常に良く見られる現象だということがわかった。こうした「行き過ぎた人」の中には、ファーストフードでよく見かける袋入りのトマトケチャップやインスタント麺に付いているスープの素まで、勿体なくて捨てられないという人もいるのだ。

勿体ないと捨てられずにたまっていく紙袋(資料写真・取材回答者)。

誰もが「シンプル極まる生活」を目指そうとしているのに、こうした人々はどうしてしまったというのだろうか?

飼い猫の毛まで集めるのは、すでに「病的」? 

映画鑑賞が好きな人は多いが、ある一定の期間で観た映画の本数となるときちんと覚えていないかもしれない。しかし「90後(1990年代生まれ)」の陳皮さん(仮名)はその数をなんなく言うことができる。なぜなら彼女は映画チケットを全てとってあるからだ。

他の人は普通映画を見終わるとそのままチケットは破って捨ててしまうが、彼女はポケットに入れて持ち帰る。そしてファイルに種類別にきちんと整理し、これまでの「コレクション」を眺め、表面の印字がかすれて読めなくなってしまったチケットは捨てて、空白になった部分に新しいチケットを入れていく。

観光名所の入場券も同様だ。彼女は小さなノートにこうした入場券を挟み、栞代わりに使う。わずか1年間で、かなりの枚数が溜まったという。彼女曰く、こうしてとってある入場券にはいずれも特別な意味があるのだという。

彼女にとってこれらはもはや1枚の紙きれではなく、人生という旅における「記憶」なのだ。

驚くべきことに、陳皮さんは一時期「猫の毛」を集めた経験すらあるという。彼女は以前、1匹のブリティッシュショートヘアを飼っていたことがあり、猫の毛が生え変わる時期になると、小さなブラシで猫の毛を梳いてやるのが大好きで、あとでフェルトのおもちゃを作ろうと思い、抜けた毛をボールのように丸めて残しておいたのだという。

友人はそんな彼女について「これは病気。治療が必要」と冗談交じりにコメントしている。

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