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京津冀が共同で河北省滄州をファッション産業の都に
本誌記者 趙飄  ·   2018-08-09
タグ: 京津冀;ファッション;社会
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テナント入居受け入れは第一歩にすぎない。重要なのはいかにして彼らをつなぎとめるかだ。そのため、明珠商貿城は北京から移ってきたテナントに対し、2年間の家賃免除、集団が開発した住宅の原価購入、北京への商品搬送用往復バスの無償運行など、一連の優遇措置を提供した。このほか、東塑集団は現地の教育部門と折衝し、入居テナントのために子供の託児所への預け入れ、入学、転校などの便宜を図り、彼らの気がかりをなくした。 

北京と滄州を往復する商品搬送用バス(趙飄撮影)

説明によると、明珠商貿城は主にテナントの商品展示や顧客との細かい商談などに用いられ、明珠服飾産業特色小鎮のほうは主に研究開発・デザイン、生産加工、倉庫・物流などに使われているという。この2つが相互に補完し合い、衣料品デザイン、生産加工、販売、物流を全てカバーする衣料品産業チェーンがほぼ出来上がっている。

もちろん、北京衣料品市場を受け入れる過程で、滄州市政府も積極的な役割を果たした。調べによると、特色小鎮の建設過程で、滄州市発展改革委員会は全力でこれを支援し、建設用地を積極的に取得し、申請許可手続きを簡略化し、手続きにかかる期間を短縮した。  

北京の衣料品テナントを受け入れることは、滄州経済の発展にとっても一定の促進作用がある。第一に、衣料品産業は労働集約型産業であり、地方の雇用を促進でき、最終的には20~30万の人口が集まる町を作り上げることができる。第二に、滄州市の工業自体は重工業が主体で軽工業が不足していたが、衣料品産業の発展は滄州市の産業構造調整に役立ち、都市の規模を拡大し、地方の発展に奉仕することにも役立つ。 

将来について、于董事長は自身のビジョンを持っている。明珠商貿城と明珠服飾産業特色小鎮で北京・天津地区から移転してくる衣料品産業を完全に受け入れるだけでなく、その上で既存衣料品産業のモデル転換とグレードアップを成し遂げ、研究開発・デザイン、生産加工、倉庫・物流、卸売・小売、電子商取引、観光・ショッピング、文化・レジャーを一体化した新型の現代商業運営モデルを作り上げ、滄州を中国、ひいては世界のファッション産業の都にしていきたいと于董事長は考えている。  

于董事長はこう語る。「明珠服飾産業特色小鎮の規模がある程度まで達した後は、広州や福州、温州、さらには韓国の衣料品企業も誘致していく。将来的には、イタリアやフランスの衣料品業界も誘致し、国際的な衣料品生産加工拠点にしていく」。 

「北京週報日本語版」2018年8月9日

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