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竹・藤資源が持続可能な発展に助力
特約記者 譚星宇  ·   2017-11-17
タグ: 気候変動;NGO;社会
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オランダ持続可能発展事務大使のカローラ・ヴァン・レインスフェル氏はオランダ外国貿易・開発協力大臣のシグリッド・カーグ氏に代わりスピーチを行い、次のように述べた。「竹と藤は地域の気候変動対応に役立っており、炭素排出削減の促進などの面で大きな潜在力を持っている。竹や藤製品の用途は広く、持続可能な生活スタイルと持続可能な世界貿易発展を押し広める面において、ますます重要な役割を担っている。オランダ新政府はこれからもINBARの活動への支持を継続し、今後協力の深化が持続して、共に世界の気候問題の試練と向き合うことを期待している」。 

FAO代表エドワルド・マンスール氏は事務局長補のルネ・カストロ・サラザール氏に代わりスピーチを行い、次のように指摘した。「世界の食糧問題に取り組む組織として、FAOは飢餓人口が世界総人口の11%を占めているという残酷な現実と向き合わなければならない。世界の飢餓問題を引き起こす二大要素は気候変動と戦争であり、戦争の大きな原因の一つとして気候乾燥が挙げられる。したがって気候変動は世界の飢餓人口問題を解決するに当たって極めて重要だ。竹は環境保護の面で優れた特性を持っており、水と土を迅速に回復させ、土壌の質を改善させ、土壌侵食を抑え、地域の気候変動への適応力を高める。しかしその潜在力は未だ十分に掘り起こされていない」。またマンスール氏はカメルーンとブラジルの辺境地区での2つの具体例を用いて、竹・藤産業が現地に大きな作用をもたらしたと説明。そのため竹・藤産地間の交流と連携を強め、INBARの役割を十分に発揮し世界で飢餓に苦しむ人々に幸せをもたらすべきだとアピールした。 

当日のサイドイベントで、INBARは「竹による気候変動対応・南南協力行動企画書」を発表した。当計画書は2016年に編纂が始まり、メンバー国、国連加盟国、その他利益と関係のある機関に共有プラットホームを提供し、南南発展の中の優秀な計画を促進、記念、共有することを目的としている。 

「北京週報日本語版」2017年11月17日

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