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海外留学組の研究者を帰国へと導いた「中国の夢」
本誌記者 劉婷  ·   2017-10-10
タグ: 海外留学;科学技術;社会
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「中国は改革開放後30数年で国外では100年近くかかる発展の道のりを終えた。帰国後私は、国がインテリジェンスの産業化を大いに提倡し、産学研協力を積極的に推進し、ハイエンド人材による科学の発展と革新駆動型経済のリードを強調するという得難い局面を迎えていると感じた。私たちは留学帰国者や科学技術従事者にとって願ってもない時期に生まれたのだ。日進月歩の変化を目撃し、民族の偉大なる復興を体感しただけではない。さらに重要なのは、激しく揺れ動く変化の中で科学技術従事者としての人生の価値を実現し、祖国の繁栄のために微力を捧げられることだ」。黄氏は本誌にこう語った。 

帰国後、黄氏は復旦大学、南京郵電大学、南京工業大学に相次いで関連研究拠点を設け、最終的には、フレキシブル・エレクトロニクスという新興の学科を設立した。 

今年4月、黄氏は陝西省西安にある西北工業大学に移り、中国の西部建設に身を投じた。「古代シルクロードの起点に位置し、今まさに急速に台頭しつつある西安を革新と起業の拠点として、世界一流のフレキシブル・エレクトロニクス研究開発の場と産業インキュベーションの拠点を築き、関連研究を展開していきたい」。 

もう1つの誇るべき身分――共産党員 

黄氏は、これまでに科学研究分野で上げた成果だけでなく、もう1つ誇りにしていることがある。共産党員という身分だ。黄氏は言う。「1990年代に国外に行った後、真っ先にシンガポールの中国大使館に行って党組織関係を移した時の純潔な心をよく思い出す。世紀の境目に、海外事業の基盤と場を捨て、チームを率いて帰国し、国のために尽くすことにした時の断固とした決意も思い出す。そして今年1月16日に、教育界を代表して李克強総理が開催した政府活動報告意見募集座談会に参加した時の使命感と責任感も思い出す」。 

黄氏は次のように語っている。「イデオロギーは社会の最も核心的な政治資源であり、民族の団結力と求心力に影響し、社会の安定と発展に影響する。自分が積み重ねてきた科学研究成果とマネジメント経験を祖国の科学事業に捧げ、そしてより大きな舞台の上で、国の科学教育事業に貢献していきたい。それは知識人が持つべき職責と態度であり、そしてそれ以上に共産党員が持つべき自覚と責任感でもある」。

「北京週報日本語版」2017年10月10日 

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