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薬草を原料とした農業用殺虫剤
  ·   2017-08-10
タグ: 薬草;農業;社会
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薬草から作られた農業用殺虫剤が北京市大興区垡鎮の緑園天星野菜栽培専門協同組合で使用されている。この殺虫剤は農薬汚染や残留農薬がなく、殺虫効果が高いため、日本、カナダ、ペルーなどの国の農業の専門家も見学しに来るほどだ。 

この殺虫剤の発明者・張志旭さんは北京中医薬大学を卒業して製薬を学ぶために海外留学をし、中国医薬の仕事と薬の材料となる植物の栽培に携わった。張さんは伝統中国医学の古典書の薬理に基づき、5年以上に及ぶ度重なる実験を行い、薬草を原料とした農業用殺虫剤を開発。そして北京市、河北省、新疆ウイグル自治区、黒竜江省、浙江省などの地域で約4000ヘクタールにわたって散布の実証実験行った。農業当局の検査を経て、リンゴの木、桃の木、ワタ、小麦、トウモロコシ、大豆、野菜など数十種類の農作物の害虫駆除率が従来の化学殺虫剤を上回り、公害のない害虫駆除に成功した。また2016年には国の特許を取得している。(写真は全て新華社の李欣記者が撮影) 

薬草を選ぶ張さん

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