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日本の技術革命が寧夏回族自治区の生態農業発展を促進
  ·   2018-11-15
タグ: 農業;技術革命;文化
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寧夏回族自治区青銅峡市陳袁灘村の陳学義さんは、「うちはトウモロコシ畑約13.33ヘクタールの下請けをしている。側条施肥法を採用すると、作業量や使う肥料が減るだけでなく、生産量も増え、1ヘクタール当たり約4500元(1元は約16.39円)のコストを削減できる」と、笑顔で話す。

寧夏では9月になると、木々は黄金色に染まり、青空の下でそれが輝いて絶景が広がる。そして田んぼには、実りの時期を迎えた稲穂が頭を垂らして収穫を告げている。そんな秋の寧夏回族自治区を中国科技部(省)中日技術協力事務センターの柏燕秋・処長と日本の国際協力機構(JICA)の関係者が訪問し、側条施肥法が急速に発展する同地での中日のさらなる科学技術の分野の提携の可能性を探った。

中国科技部と農業農村部のサポートの下、中国農業科学院中日農業技術研究発展センターは2009年から、JICAの「持続的農業技術研究開発計画(第2期-環境に優しい農業技術開発及び普及)」を始動させた。そして、JICAが出資して、日本から水稻の側条施肥装置を寧夏のプロジェクトモデルポイントに空輸し、専門家を何度も現地に派遣して同技術のテストを展開した。側条施肥法が寧夏で採用されて以降、科学研究者はそれを吸收、消化、改良、革新し、大量の技術パラメーターを得た。

JICAが技術、専門家、設備を寧夏に送り込むようになって以降、積極的に各地でそれらをPRしている寧夏農林科学院農業資源・環境研究所の研究員・王芳さんは、「作業量や肥料を削減でき、高品質の作物を作れる効率に優れた側条施肥法のメリットは目に見えて明らか。農民や国に実際的な利益をもたらしてくれる」と話す。現在、苗の移植と同時に株の側方に基肥を施用して行く環境にもやさしいこの農業技術は、銀川市興慶区、呉忠、霊武、青銅峡、永寧、中寧、賀蘭などの主な栽培モデルエリアの333.33-4000ヘクタールで採用されている。

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