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美容整形肯定派が多い「95後」 「ネット人気顔」は主流の審美基準にあらず
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· 2016-11-11 · ソース: |
タグ: 美容;整形;社会 | 印刷 |
近年、ビッグデータの応用が、各業界での趨勢となっている。ビッグデータは、我々にとって予想もしなかった「真実」を示してくれる。QQビッグデータがこのほど発表した「95後(1995年以降生まれ)の審美眼」と題する報告書から、「95後」は、我々がイメージするほど「非主流(マイナー)」な存在ではないことが明らかになった。彼らはネット上で人気の高い「ネット人気顔」を好まず、独自の審美基準を持っている。美容整形に対する肯定度は高く、男性のメイクを認め、社交における個性化に熱心だ。また、データが今の時代の若者の真実の姿や好みを浮き彫りにしている。人民網が伝えた。
○美容整形肯定派が多く、「ネット人気顔」は主流の審美基準ではない
新しいものを採り入れることにひときわ熱心で、それを個性化するのに長けている「95後」は、美容整形を肯定する割合が極めて高い。データによると、85%が「美容整形に肯定的」と答え、11%が「将来整形するつもり」とし、「すでに整形手術を受けた」人も1%いた。だが、美容整形に対する彼らの好みにも特徴があり、「95後」が特に好む顔は、男性では「前髪をつくった面長の顔」、女性は「ロングヘアで面長の顔」だった。
「95後」は総じて美容整形を肯定しているが、「ネット人気顔」は、彼らの主な審美基準とは外れていた。40%以上が、「美容整形を受ける理由は、見栄が半分」と答えた。彼らは、周りの友人たちの目を非常に意識しており、個性を出して認められることを切望している。このため、美容整形は彼らにとって、「美しく整え、かつ、個性的」でなければならない。さもなければ、ただ単に他人の顔のコピーになるだけにとどまってしまう。「いかに自分の審美眼を高めるか」については、「95後」の半分以上が、「よくわからない」と感じていた。
○ネット上でのイメージを重視、社交における個性化を追求
ネットとともに生まれ育った「ネット原住民」である「95後」は、ネット上でのイメージの「個性化」を極めて重視している。彼らは友達とチャットする際に、さまざまな絵文字を使い、画像の加工と可愛らしく見せる言動を好む。さらに注目すべきは、彼らがチャットでの自分のプロフィール画像やSNS空間を、工夫を凝らして飾ることにひときわ熱心なことだ。
○洋服代やおしゃれ代に出費 侮れない購買力
親世代の豊かな財産的基盤に頼り、何不自由ない裕福な環境で育った「95後」は、「爆買い」については、まったく加減というものを知らない。「95後」の2割以上が、「月収の30%以上を洋服代やおしゃれ代に費やす」と答えた。女性は洋服を買い、男性はスポーツ用品を買う傾向が高い。彼らは、普段着のブランドについては気にしないが、化粧品はブランドを重視する。また、彼らはぜいたく品の消費者集団に入り始めており、その購買力は本当に侮れない。
ビッグデータは、「95後」の真実の姿を浮き彫りにした。自分に自信を持ちながら、他人の目も意識する。かなりの購買力を備え、センスを失わない。個性を重視し、決して付和雷同しない。「95後」が社会に入るにつれて、消費者集団の重要な構成要素となり、彼らの審美眼は、今後の商品設計や市場の発展趨勢にますます大きな影響を及ぼすことは、疑う余地がない。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月11日
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