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福建泰寧で土砂崩れ、41人行方不明 捜索活動続く
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· 2016-05-09 |
タグ: 災害;土砂崩れ;社会 | 印刷 |
8日午前5時ごろ、福建省三明市泰寧県開善郷で土砂崩れが発生、池潭水力発電所の事務棟が押し流され、現場作業員の宿舎が土砂に埋まった。同日午後8時30分の時点で、土砂崩れによる行方不明者は41人に達した。行方不明者の内訳は、中国水利水電建設公司十六局の従業員が35人、同社十二局の従業員が6人。初期調査によると、山崩れは、連日降り続いた大雨の影響で発生したとみられる。京華時報が報じた。
●国土資源部、地質災害Ⅱ級応急措置を発動
国土資源部(省)は、土砂崩れ発生後ただちに、災害Ⅱ級応急措置を発動させた。専門家チームは災害現場に駆けつけ、技術面での援助をし、地方政府による地質災害緊急調査を指導した。また、国土資源部は、福建省国土資源庁に対し、災害の性質や死傷者の状況など災害の状況をさらに詳しく確認するよう求めた。同時に、行方不明者の捜索・救援にあらゆる手を尽くして取り組み、被災地周辺地域の調査を全面的に展開、危険地域を確定し、早期警戒のためのモニタリングを強化し、二次災害の発生に対して厳重な警戒態勢を敷くよう求めた。
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