中国旅遊研究院が行った調査によると、今年第1四半期(1-3月)には全国の観光客の満足度が全体として「満足」のレベルに達したという。市場別の満足度は、国内観光市場が上昇、海外観光市場が現状維持、海外から中国を訪問する観光市場が低下し、全体としては安定した満足度を示した。とはいえ旅行価格などの要素に対する満足度は低下。市場の地域別にみると、東部地区で満足度が最も高かった。
今年第1四半期には国内観光客の満足度が上昇した。海外からの観光客の満足度が大幅に低下し、特に周辺地域からの観光客の満足度が低下した。主な原因として、海外からの観光客の各種サービスに対する満足度が大幅に低下したことが挙げられる。海外観光客の満足度は相対的に安定をみせたが、旅行先の国・地域に対する満足度には構造的な変動がみられた。台湾・香港・澳門(マカオ)地域、欧州、東南アジアなどを旅行した人の満足度は上昇し、オーストラリア、南米、日本、韓国などを旅行した人の満足度は低下した。(編集KS)
「人民網日本語版」2010年4月13日 |