烏魯木斉(ウルムチ)市は新疆維吾爾(ウイグル)自治区の省政府所在地で、略称烏市と呼ばれ、新疆の政治、経済、文化、科学技術の中心だ。新疆維吾爾自治区北部に位置し、天山中部の北山麓、准ガ璽盆地の南端に位置し、西部と東部は昌吉回族自治州、南は巴音郭楞蒙古自治州と接し、東南部は吐魯番地区との境界にあたる。
観光
烏魯木斉市はユーラシア大陸の中心部だ。その自然の美しさや民族的雰囲気、観光・ショッピング、美食、整ったサービス施設を誇る。烏魯木斉市は東に博格達氷峰、南には喀拉烏成山地があり、銀色の雪原が美しい。海抜800-3500メートルにはトウヒの原生林が広がり、森林の上下の地域を緑の草原が囲んでいる。緑の繁る町を抜けると、砂漠に入り、荒涼とした風景の観光を楽しむ天然の楽園に現代的な設備の整った5つ星クラスのホテルが建ち、また様々な民族色あふれる手工芸品、名産、特産品が揃っている。
花が咲き乱れ、果物の収穫期にあたる毎年5月から10月が烏魯木斉市の観光シーズンだ。
地理的な位置から見ると、烏魯木斉市は世界で海から最も離れた都市で、温帯の大陸性乾燥気候に属し、最も熱い7、8月の平均気温は25.7℃、最も寒1月の平均気温はマイナス15.2℃だ。
烏魯木斉市は昼夜の気温差が大きいため、最も熱い時期に訪れるとしてもセーターや重ね着できる衣類が必要だ。5、6、9、10月はセーターやコート、ウインドブレーカーなどが必要だ。4月前と11月後に訪れるなら、ダウンなどの防寒着が必要となる。
観光地のおすすめ
紅山、水磨溝風景区、南山西白柳溝、一号氷川、八路軍新疆駐在事務所記念館、陝西大寺、アジアセンター、人民公園、新疆地質鉱産陳列館など。
「人民網日本語版」2010年3月22日
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