22日午後、北京の孔廟の大成門前。道光9年(1829年)の新疆平定の功労を記念して建てられた石碑が置かれた石碑堂で、4人の作業員が、手押し車で運んできた鉄パイプで足場を組み、堂内の彩色壁画を修復する準備をしていた。
修復を受け持つ作業員によると、2005年に着工した孔廟・国子監の大規模補修工事は、現在までにほぼ工事を終えている。古建築物の補修作業は95%完了し、石碑堂内の壁画修復・地面の補修・国子監にある一部の展示ホールの仕上げ等を残すのみとなっている。
この度3年にわたって行われた補修工事は、孔廟・国子監で1937年以来最大規模の補修工事となった。孔廟・国子監は、北京市が市民に開放している中で、故宮博物館に次いで建築面積が広い国家級文物単位だ。「北京青年報」が伝えた。(編集MA)
写真(1):石碑堂内で壁画修復の準備に足場を組む作業員
写真(2):すでに補修の終わった大成殿
「人民網日本語版」2007年10月23日
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