貴州省貴陽市から462キロ、赤水市の南東30キロのところにある。十丈洞のあまたの滝は貴州省のいま一つの大型の滝風景区を構成している。滝の急流は断崖からすさまじい勢いで下の臥竜潭という淵に流れ落ち、あたりをゆるがす大きな音を立て、淵の水が湧き上がる。風景区に丹霞地貌の「典型的なすだれ状の滝の代表」である中洞滝、清代の懸崖石刻仏像、仏光石、穿崖洞、三聖殿、垂釣台、飛崖橋、地下滝など多くの見所がある。ここの川水は原始林と山奥の峡谷をぬって流れ、両岸に峰々がそびえ立ち、森林がうっそうと生い茂り、大面積の常緑闊葉林が保存され、多種の希少動物が生息している。そのうち、「生きた化石」と称されている希少植物----シャラの木が森林のいたるところで見られる。人文景観は、中国労農赤軍が長征の途中、4回も赤水を渡って戦った戦場の遺址および多くの歴史文物と古跡などがある。
「北京週報日本語版」2007年10月15日 |