2008年のオリンピック期間に北京に滞在する観光客のため、北京市旅遊局は4000余りの星なしホテルや旅館を調べて改造している。この仕事は今年の年末に完成する予定。北京市旅遊局の杜江局長によると、ホテルの改造が完成されれば、これまでサービスの質が玉石混交の状態にあった旅館が秩序立ち、清潔で安全に泊まることのできる快適な宿泊施設となる。外国人宿泊客のために、外国語のできる人員も配置するということだ。
オリンピックの期間に北京を訪れる観光客は、延べ50万~55万人にのぼる見込みだという。しかし、現在の星なしホテルはまだ管理されていない状態にあり、一部の旅館のサービスや施設、衛生レベルは基準に達していないため、オリンピック観光客の需要を満たすことができない。
現在、北京市旅遊局はすでに全市の4000余りの星なしホテルと旅館を調べて、改造している。改造の目的は一泊200元以下の経済的ホテルの建設にある。これら経済的ホテルはほとんどが、独特な文化的特色を持つ北京の街や横丁に点在している。改造により、衛生的で優秀なサービスを提供し、国内外の観光客の宿泊の需要を十分に満たすことができるようになる。
「北京週報日本語版」2007年5月25日 |