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中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議コミュニケ(要旨)
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· 2017-02-04 |
タグ: 中国共産党;党規約;政治 | 印刷 |
廉潔な政治を建設し、腐敗に断固反対することは、党内政治生活を強化・規範化する上での重要任務である。腐敗阻止・変節防止に向けた思想・制度面の防衛線をしっかりと築くとともに、汚職する勇気も、汚職できる可能性も、汚職する気もなくなる体制・仕組みをしっかりと確立しなければならない。指導幹部、とくに高級幹部は率先して社会主義の中核的価値観を実践し、修養・道徳・信義誠実・廉恥を重んじなければならない。
党内監督に聖域や例外はない。各級の党組織は、信任・激励と厳格な監督とを組み合わせて、党の指導幹部が「権力に必ず責任がともない、責任があれば絶対に担い、権力の行使が監督を受け、職責の不履行が必ず責任を問われる」原則を貫くよう促すべきである。党内監督は、民主集中制を貫き、党規則・党規律に基づいて行い、上から下への組織監督を強化し、下から上への民主監督を改善し、同級間の相互監督機能を発揮させなければならない。
党内監督の任務は、全党における党規約・党規則・党規律の効果的な執行を確保すること、党の団結・統一を維持すること、党の指導力が弱まり党建設が行き届かず全面的な厳しい党内統治が徹底されていない問題、党の意識が希薄化し組織が弛緩し規律が緩んでいる問題、党管理・党統治があまい問題を重点的に解決すること、党の組織が機能を全うし核心としての役割を果たすのを保証し、全党員が前衛・模範としての役割を果たすのを保証し、党の指導幹部が党に忠誠を尽くし清廉潔白を貫き責任を果敢に担うのを保証することである。党内監督の主な内容は、党規約・党規則と国の憲法・法律を遵守し、党中央の集中的・統一的指導を守り、民主集中制を堅持し、全面的な厳しい党内統治の責任を果たし、中央の「八項目規定」の精神を貫徹し、党の幹部の条件を堅持し、廉潔・自律、公正な権力行使を堅持し、党中央と上級の党組織から与えられた任務を達成することなどである。
党内監督の重点対象は党の指導機関と指導幹部、とくに主要指導幹部である。党中央による統一的指導、党委員会(党組)による全面的監督、規律検査機関による専門監督、党の実務部門による職能監督、党の末端組織による日常監督、党員による民主監督からなる党内監督体系を築き、十全化しなければならない。
各級の党委員会は、同級の人民代表大会・政府・監察機関・司法機関等が国家機関と公職者を法に基づいて監督し、人民政治協商会議が同会議の規約に基づいて民主監督し、会計検査機関が法に基づいて会計監督するのを支持・保証すべきである。民主党派の監督機能の履行を支持し、民主党派と無党派人士が提起した意見、批判、助言を重視しなければならない。社会の各方面の監督を真摯に受け止め、自らすすんで監督を受けなければならない。
「北京週報日本語版」2017年2月4日
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