ホーム >> 2016年 >> 本文 |
中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議コミュニケ(要旨)
|
· 2017-02-04 |
タグ: 中国共産党;党規約;政治 | 印刷 |
党内民主は党の生命であり、積極的かつ健全な党内政治生活の重要な基礎である。党内での政策決定、執行、監督などの活動は党規約・党規則に規定されている民主原則と手続きに従って行い、いかなる党組織・個人も党内民主を抑圧し、破壊してはならない。中央委員会、中央政治局、中央政治局常務委員会および党の各級委員会は重要な政策決定・配置を行うにあたっては、突っ込んだ調査研究を繰り広げ、各方面の意見と提案を幅広く聴取しなければならない。
正しい選抜・登用の方針を堅持することは、党内の政治生活を引き締める上での組織的保証である。幹部の選抜・登用にあたっては、才徳の兼備と徳の優先を貫き、全国津々浦々からの人材の登用と賢者のみの登用を貫くとともに、揺るぎない信念をもち、人民に奉仕し、勤勉に政務に励み、果敢に責任を負い、清廉潔白であるという優れた幹部の基準を堅持しなければならない。党の各級組織は自らすすんで人材登用にみられる不正な風潮や種々の偏向を防止、是正しなければならない。
党の組織生活は党内の政治生活の重要な内容と媒体であり、党組織が党員を教育・管理・監督する重要な形態である。すべての党員・幹部、とくに高級幹部は、必ず党意識を高め、自分の「第一の身分」が党員であることを常に銘記しなければならない。「三つの会議と一つの講義」制度を堅持し、民主生活会制度や組織生活会制度を堅持するとともに、談心談話制度(個別懇談制度)を堅持し、党員に対する民主評定を堅持しなければならない。指導幹部は組織の一員としての意識を強めなければならない。活動における重要問題や個人の関連事項は規定と手続きに従って組織に報告し指示を仰がなければならない。
批判・自己批判は、わが党が病を治し体質を改善して健康体を保つための「鋭い剣」であり、党内政治生活を強化・規範化する重要な手段でもある。われわれはたゆむことなく批判・自己批判という「武器」を使いこなさなければならない。批判・自己批判では必ず実事求是の姿勢を堅持し、私情ではなく党派性を重んじ、面子ではなく真理を重んじなければならない。党員・幹部は厳しく自省して、見つかった問題の原因を深く分析し、真剣に是正しなければならない。党の指導機関と指導幹部はさまざまな異論に耳を傾け、指導幹部、とくに高級幹部は率先して下の意見を素直に聞き入れ、敢然と直言しなければならない。
党内監督
監督は権力の正しい行使の根本的な保証であり、党内政治生活を強化・規範化する上での重要な措置である。指導幹部に対する監督を強化しなければならず、規制を受けない権力が党内に存在することは許されず、監督を受けない「特殊党員」が存在することも許されない。権力行使の規制と監督に関する仕組みを完全なものにし、権力に必ず責任が伴い、権力を行使すれば必ず責任を負い、権力を乱用すれば必ず責任を追及されるという制度を整えるべきである。党の各級組織と指導幹部は必ず憲法と法律の範囲内で活動し、決して自分の指示を法律に優先させたり、職権で法律を押さえつけたり、私情で法律を曲げたりしてはならない。
前のページへ124次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号