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ウズベキスタンの幼い姉妹が新疆の病院で治療を
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· 2017-04-25 |
タグ: ウズベキスタン;新疆;社会 | 印刷 |
ウズベキスタンのタシュケント出身で今年6歳になったばかりのディナラちゃんとサヘゾダちゃん(いずれも仮名)は脳性麻痺を患っている双子の姉妹だ。産まれた頃から、2人の母親はあちこちの病院を回り治療を試みたが、どこの病院でもはっきりとした回復は得られなかった。そして友人の紹介で知った新疆ウイグル自治区の医者にかかることにし、中国医学とリハビリに回復への望みをかけた。
幼い姉妹の主治医である新疆医科大学第六附属病院鍼灸科の呉継新主任によると、2人は2016年11月に初来院し治療を始めたという。当時は2人とも手足に運動機能障害がみられ、一人で歩くことも出来ず、言葉も流暢に話せなかった。その後鍼灸、マッサージ、中国医薬の服用およびリハビリによって、一人で歩けるようになり言語機能も回復に向かい、現在治療は第2段階に入っている。
ディナラちゃんとサヘゾダちゃんのように、評判を聞きつけて新疆ウイグル自治区の病院へ治療にやってくる外国人患者は年々増えている。呉主任は「たくさんの患者さんが中国医学での治療を求めてやって来ます。周辺諸国にとって、新疆ウイグル自治区は場所、食べ物、生活習慣などの面で大変魅力的です。」と語る。新疆ウイグル自治区衛生・計画生育委員会の統計によると、「シルクロード経済ベルト核心区医療サービスセンター」建設構想が提起された2015年から2016年末までに、新疆ウイグル自治区の外国人患者受け入れ数は1万3000人を超えるという。(写真は全て新華社の王菲記者が撮影)
新疆医科大学第六附属病院でガラス玉を投げてキャッチするリハビリを行うディナラちゃん
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