このほど新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州キュネス(新源)県テュルゲン(吐爾根)郷の杏花溝にある野生の杏の花が2000ヘクタールにわたり咲き乱れ、新緑の山肌は柔らかなピンクに染められた。
杏花溝では山と河谷が冬に気温逆転(高度が上がるにつれ気温も上がる現象)を起こすことにより、2000ヘクタールもの杏の原生林は千年以上存続してきた。毎年3~4月には野生の杏の花が次々と咲き誇り、杏の花との「逢引」を果たすために各地から多くの観光客が集まる。 (写真は全て新華社の趙戈記者が撮影)
イヌワシを腕に乗せながら馬に乗るテュルゲン郷の牧畜民