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イノベーションで「天津製造」の新たなページを開く
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· 2016-06-22 |
タグ: イノベーション;天津製造;経済 | 印刷 |
ここ数年来、天津はイノベーション駆動型の発展を堅持し、構造の調整と発展モデルの転換を加速し、優れた発展環境の構築に力を入れ、新たな原動力を積極的に育成・発展させることで、経済構造を著しく最適化させ、企業の活力を強化している。
「天津製造」、つまり天津の製造業はかつて数え切れないほど多くの輝かしい栄光を築いてきた。中華人民共和国初のテレビ、トラクター、腕時計、自転車、ミシン……多くの「初の○○」によって、天津はその中国工業史における重要な地位を固めた。
中国政府が天津に与えた新たな位置付けである「1基地3区」(1基地:全国先進製造業基地、3区:国際航運核心区、金融革新模範区、改革開放先行区)によると、天津は京津冀協同発展(京津冀は北京市・天津市・河北省)、自由貿易試験区の建設、国家自主革新模範区の建設、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海のシルクロード)の構築、浜海新区の開発・開放という五大国家戦略のもたらす複数のチャンスを利用し、イノベーションを駆動力にして、天津の製造業を「全国先進製造研究開発基地」という新たな高いレベルへと引き上げようとしている。
ハイエンド、ハイクオリティ、ハイテクへ
川鉄電気は全国高速鉄道と都市軌道交通装備製造業のリーダー企業である。
天津には、川鉄電気のような「小さな巨人」的科学技術型リーダー企業が数多くある。それらの企業は積極的に革新し、世界一流の技術に注目し、天津の製造業に新たな原動力をもたらしている。
5月初め、天津産ロケット――長征7号ロケットが海南発射場に向けて天津港を出港し、天津浜海新区が世界に注目された。天津浜海新区は天津先進製造研究開発基地の最も重要なプラットフォームとして、絶えずハイ・テクノロジーの産業化を進め、イノベーション能力を高めている。2015年、航空宇宙、自動車、装備製造、新素材、バイオ医薬など8つの優位性ある産業の生産額は、浜海新区の一定規模以上の工業生産総額の87%を占めた。
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