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ヘレン・スノーとの80年の時空を超えた出会い
本誌記者 梁宵  ·   2016-10-18  ·  ソース:
タグ: テレビドラマ;エドガー・スノー;文化
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長期間にわたって中国で暮らす米国人として、エリゼさんは中国と米国には本当に多くの相似点があると感じている。この2つの国では、努力しさえすれば成功するチャンスがあると皆が信じている。米国では、そう信じることは「アメリカン・ドリーム」と呼ばれる。そして中国では、成功を目指して頑張ることは「中国の夢」だ。「長征の勝利は実のところ『中国の夢』の体現です。努力し、頑張って続けていけば、きっと成功する。例えば、今日の中国のアリババ・グループの成功は長征精神の体現です。こんな風に言うとちょっとクレイジーですよね。でも本当にそうなんです。考えてもみてください。アリババの創始者は、風采が上がらなくて、KFCに採用面接に行ったのに断られてしまった。でも彼は常にあきらめずに、多くの困難を克服し、自分の考えを堅持して、最後には成功したのです。これは長征精神の現代中国における体現に違いないでしょう?」

延安で撮影に参加していた時、エリゼさんは「窑洞(ヤオドン)」と呼ばれる洞穴式の住居で1カ月間暮らした。「とても気に入りました。冬は暖かくて夏は涼しい。今になってやっと、なぜ紅軍長征の終着点が延安だったのか分かりました。延安は山地で、軍事的に守られていて、安全だと感じることができたんです」。ドラマでこの役を演じた米国人として、このドラマはスノー夫妻の経験を通じて中国の視聴者に次のことを訴えかけているとエリゼさんは感じている。「米国人のスノー夫妻には中国を愛する義務はなかった。それにもかかわらず、彼らはそうした。しかも自身の最大の努力を払って中国をよりよく変えようとし、世界に中国を理解してもらおうと努めた。中国人として、この2人の外国人よりもっと自分の祖国を愛さなければならないのではないか?」と。

「北京週報日本語版」2016年10月21日

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