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中国経済モデル転換が世界経済の新たな原動力に
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· 2016-08-10 |
タグ: ニューノーマル;中国製造2025;経済 | 印刷 |
呂友清・駐タンザニア中国大使によると、現在、中国はタンザニア鉄道の修復・改造、ダルエスサラームとアルサ間を結ぶ配電網など大型協力プロジェクトを進めつつある。中国は自身の発展戦略とアフリカの発展戦略をリンクさせ、工業化と農業の現代化を牽引力とする「十大協力計画」の推進を通じて、アフリカに対する産業投資協力を展開し、アフリカの経済と社会の発展のために貢献していく。
ウズベキスタン南部国境地帯にあるカリ肥料工場は、中国とウズベキスタンの生産能力協力プロジェクトの1つである。カリ肥料工場の第1期・第2期工事の設計と建設はいずれも中信建設有限責任公司が請け負っており、2期合わせてプロジェクト契約総額は1億6000万ドルに上り、ほとんどの設備を中国から購入している。2010年の工場第1期工事が竣工してから現在までの5年余り、工場は正常に稼動しており、中国製品の品質が実証された。経営者は中国設備の信頼性を大いに褒め称えている。
産業アップグレードを推進、「中国製造2025」は深いレベルでの協力へ
中国政府の構造調整は、経済成長後押しや産業効果向上など所期の効果を上げられるだけでなく、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」が目指すハイエンド製造業分野において世界経済に新たな成長ニーズをもたらすだろう。
イギリスの貿易投資総省と英中貿易協会が先ごろ共同発表した英語版「中国製造2025」レポートは、「『中国製造2025』は、イギリス企業が中国市場に進出し、自身の強みを発揮し、中国企業と協力して産業アップグレードを実現する上で好機をもたらした」としている。
ドイツのクーカグループは世界トップクラスの産業用ロボットとファクトリーオートメーションのメーカーの1つで、その顧客にはドイツのフォルクスワーゲン社を含む重要な自動車メーカーが含まれている。先ごろ、中国の美的(ミデア)集団とクーカグループが買収契約を結び、広く注目を集めた。
「北京週報日本語版」2016年8月10日
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