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中国経済モデル転換が世界経済の新たな原動力に
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· 2016-08-10 |
タグ: ニューノーマル;中国製造2025;経済 | 印刷 |
中国経済の発展が「新常態」(ニューノーマル)に入り、中国政府がマクロ調整方式を刷新し、一連の重大経済措置を打ち出したことは、中国経済の絶えざる発展を促進しただけでなく、世界経済にも新たなチャンスをもたらした。
消費力が向上、他国にもプラスの波及効果
中国の消費力向上は、他国にとってもプラスの波及効果をもたらしている。昨年中国の出境観光客数は延べ1億2000万人を超え、海外での消費は2000億ドルを上回った。今後5年で、中国の輸入商品は10兆ドルを超え、対外投資は6000億ドル以上になると見られている。
ますます多くのオーストラリアの農業・畜産製品企業が中国市場に参入し、市場を拡大し始め、中国はすでにオーストラリア最大の農産品・乳製品市場となっている。それと同時に、農業・畜産業は中国企業の対オーストラリア投資対象としても大いに注目されている。
観光業はタイ経済の重要な収入源であり、タイの国内総生産(GDP)の16%前後を占める。2015年、延べ約800万人の中国人観光客がタイを訪れ、タイに約3760億タイバーツ(1ドルは約35タイバーツ)の観光収入をもたらした。この2つの数字はいずれも他の国・地域を上回っている。
強み持つ製造業が海外進出、中国製品が広く賞賛
中国の構造改革は全方位的かつ開放的なものである。現在、国内外の複雑な情勢下で、中国の構造改革は投資や生産能力協力などの分野で極めて大きな外部波及効果を生んでいる。中国が強みを持つ生産能力が海外進出を加速するに従って、中国の生産要素やソリューションが現地で定着し、中外生産能力協力の推進と世界経済発展の促進における新たなパワーになっている。
「一帯一路」(「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」)の枠組みの下で、中国は20数カ国と生産能力協力に関する覚書を締結し、自国が強みを持つ生産能力を以って他国の工業化を促進している。
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