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イノベーションで「天津製造」の新たなページを開く
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· 2016-06-22 |
タグ: イノベーション;天津製造;経済 | 印刷 |
「智能製造」(スマート・マニュファクチャリング)は製造業をハイエンド、ハイクオリティ、ハイテクへと発展させる重要なアプローチであり、伝統的製造業を改造する主な方向でもある。天津は「インターネット+」を実施してインターネットと製造業を結びつけ、情報化と工業化のさらなる融合を進めている。天津の製造業はスマート・マニュファクチャリングへと転換しつつある。
古くから知られた天津製品も積極的にモデル転換を行っており、製品の革新で柔軟化、インテリジェント化、個性化を進めている。飛鴿ブランドの自転車は伝統的自転車をインテリジェント自転車にグレードアップし、価格が10倍になったが、受注台数は40万台を上回った。海鴎(カモメ)ブランドの腕時計は北斗衛星ナビゲーションなどの新機能を搭載し、インテリジェント端末化した。技術革新によって、伝統的産業は再び市場における活力をみなぎらせている。
協同革新体系の構築
今年4月、天津は「100のリーダー企業革新連盟511プロジェクト」を正式にスタートさせた。これからの5年間で、100のリーダー企業連盟を作り、10の千億以上規模の革新型産業クラスターを形成することを目指している。
それと同時に、天津は京津冀協同発展戦略の優位性を十分に利用し、積極的に「国のシンクタンク」の力を活用している。例えば、清華大学の天津ハイエンド装備研究院の力を借り、新たなモデルと仕組みを探求し、製造業の新型ハイエンド革新発展プラットフォームを構築している。
さまざまな面での科学技術イノベーション・プラットフォームが広範に作られたことで、天津が全国先進製造研究開発基地を建設するために十分な技術が蓄積されたとともに、優れたイノベーション人材・チームも引き付けている。これらすべてが、天津製造業の今後の発展にとっての原動力となり、天津製造業の未来を明るくしている。
「北京週報日本語版 」2016年6月22日
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