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南方電網、電気エネルギーによる代替でスモッグ対策
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· 2016-07-05 |
タグ: スモッグ;エネルギー;社会 | 印刷 |
省エネ・排出削減の潜在性は巨大
このほど、複数の部・委員会が印刷・配布した「電気エネルギーによる代替促進に関する指導意見」では、現在のところ、中国の石炭消費量に占める発電用石炭量の比率と電化レベルはともに低く、家庭などでの石炭や石油の大量燃焼がスモッグの主な要因の1つであることが指摘された。
環境保全という難題に直面して、南方電網総合エネルギー公司は電気エネルギーによる代替に関する指導意見を作成し、南部の5省・自治区で電気ボイラー・電気自動車など電気エネルギーによる代替技術を重点的に普及させ、水力や風力、太陽光などのクリーンエネルギーや高効率火力発電設備での発電を推進している。「第13次五カ年計画(2016~2020年)」終了時点で、末端でのエネルギー消費量に占める電力の割合を「第12次五カ年計画(2011年~2015年)」期間に比べ2~3ポイント上昇させる計画だ。
電気エネルギーによる代替推進においては、クリーンエネルギーが重要な発展方向である。南方電網総合エネルギー公司は都市の大規模工業パークや建物の屋上に312.3メガワット発電可能な太陽光発電設備を設置している。発電量は年間2億5300キロワット時に達し、石炭7万7000トン(標準炭換算)の節約となり、二酸化炭素の排出量を19万3000トン減らし、契約者の電気料金を1800万元節約することができる。この取り組みには、美的(ミデア)桜花工業園、ホンダ、李錦記、富華重工など多くの大型屋上太陽光発電モデルプロジェクトが含まれている。
「北京週報日本語版」2016年7月5日
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