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【イラストで知ろう!イマドキ中国】 中国における弁当
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· 2020-05-06 · ソース:人民網 |
タグ: 弁当;食事;社会 | 印刷 |
武漢の都市封鎖も解除され、中国では企業の営業・操業再開がますます進んでいる。社員食堂やレストランではパーティションで区切ったり、人数制限をしたりと色々な対策をとってはいるものの、利用するのは不安という理由から、弁当を持参する会社員も増えている。今回は、そんな中国における弁当事情を紹介していこう。人民網が伝えた。
冷たいごはんは食べません!
日本では地域や学校によって異なるものの、幼稚園は弁当と給食、小学校は給食、中学、高校は再び弁当がメインとなり、大学生や会社員になっても弁当を持参する人も少なくない。日本では保温機能付きの弁当箱などもあるが、基本的に「冷めた」弁当を食べるのが普通だ。そのため日本人は小さい頃から、冷めてもおいしく食べられるおかずや、夏場などの暑い時期でも傷みにくい弁当、さらにはキャラ弁など栄養から彩りまで工夫を凝らした弁当などを食べて大きくなる。
一方の中国では幼稚園から高校、大学まで給食や学生食堂があるので、学生時代に弁当を持っていくことはほとんどない。また、「冷たいご飯を食べるのは胃に悪い」という考えが一般的だ。そのため、コンビニのおにぎりもサンドイッチも「温めますか?」と聞かれるし、職場には必ずと言っていいほど弁当などを温めるためのレンジがおかれている。また弁当箱もレンジ使用が可能なごっついガラス製であったり、保温タイプや温め機能付きの弁当箱まで登場しており、「ホカホカ」に対して強いこだわりがある。
弁当箱のサイズもビッグ!詰めるおかずも詰め方も大らか!
そもそも詰めるおかずのラインナップから異なり、大皿にドドーンと盛りつけられるような中国料理を弁当箱に詰めようとするのだから、弁当箱の仕様も日本と中国では当然違ってくる。日本の弁当箱は小さいスペースに仕切りなどを使い、様々なおかずをちまちまと隙間なく詰めていくが、中国の弁当箱には食べたい量の主食とおかずを詰めるためのサイズが求められ、その詰め方も「大陸的な大らかさ」を感じさせてくれる。
これはテイクアウトやデリバリーの弁当も同様で、中国料理の場合は、一応仕切りはあるものの、「おかずたちの主張」が半端ない。輸入症例対策の一環で、ホテルに集中隔離された人々に支給された弁当たちも日本人の目から見るとなかなか個性を放った弁当のラインナップになっている。
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