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日本、「フラリーマン」の夫を許せない妻たち
  ·   2018-03-26  ·  ソース:
タグ: 日本;夫婦;中日交流
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日本政府はこのほど、「働き方改革」を推進し、退社時間を早めたり、残業時間を減らしたりする企業が増えている。ところが、この改革により、各家庭の悲しい現実が浮き彫りになる現象が起きている。雑誌「環球」が伝えた。

日も落ち暗くなり、退社しても、まっすぐ家に帰ろうとはせず、公園でお酒を飲んだり、映画館やコンビニ、本屋などをフラフラしたりして時間つぶしをする男性が増えている。最近、NHKはこのような「フラリーマン」にスポットを当てた番組を放送した。

番組の中で、男性は取材に対して、「一人の時間が欲しい」、「早く帰ると、妻の家事の邪魔になる」などと寄り道する理由を語った。一方、同番組を見た女性たちは、「こっちは自分の時間もなく育児しているのに、ちょっとは妻の気持ちも考えてほしい」、「一番大変な時間帯に寄り道をしているフラリーマンなんて、もってのほか」などと、「許せない」という声を寄せた。

なぜ寄り道?

東京で働いている田中さんも家にまっすぐ帰りたくない「フラリーマン」の一人だ。

田中さんは退社後に行ける場所を次々と探しており、はしご酒をしては、ウィスキーを片手に他の客としゃべったり、読書をしながらじっくり物思いにふけったり、静かに辺りを観察したりしている。

その理由について、「家庭には特に不満がない。でも、まっすぐ家には帰りたくない。会社では中間管理職としてのストレスもあり、1ヶ月のお小遣いも少なく、父親としての立場、一家の大黒柱としての責任もある」と田中さん。「家庭と会社だけを行き来する単調な生活から抜け出せる自分の時間がなければ、ストレスを発散する機会がない」という。

また、「妻が怖い」という理由で、すぐには家に帰りたくないとする男性もいる。ある50代の会社員は、「帰りたくないから、まず外で一杯やる。妻と結婚して20年以上になるが、妻は今でも周りが驚くほどの美しさを保っている。でも、僕は完全に彼女の外見に騙された。妻は私に対して厳しく、とても怖い」と肩を落とす。

中には、生活の変化で、心の拠り所を失い、「フラリーマン」になってしまった男性もいる。

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