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「男神」と呼ばれるイケメン建築家・青山周平氏
  ·   2017-06-13  ·  ソース:
タグ: 日本人建築家;青山周平;中日交流
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◇家について

胡同にある家での暮らし「家は買わない」

他の人のために夢のような家をたくさん手掛けてきた青山さん自身はどんな家に住んでいるのだろう?「私が住んでいるのも胡同にある家で、その生活を楽しんでいる。数年前に北京の胡同にある家を借りて、自分でリフォームし、トイレやバスルームなどを設置した」と語る青山さん。「北京で家を購入を考えたことはないのか?」との質問に、青山さんは笑いながら、「買うつもりはない」と首を振った。「私の家の庭には木が一本あるが、実際には、それは隣人の木でもある。夏にはその木の陰で涼しく過ごし、冬には木漏れ日を楽しむことができる。これは、胡同にある家特有の生活」と、胡同にある家での暮らしを満喫している様子。「また、胡同にある家の屋根の角度は、北京の冬と夏の太陽の光の角度と絶妙に関係している。学生時代に関連の知識を学んだが、実際に自分で胡同にある家に住んでみて、そこでの生活は一体どんなものなのかがやっと分かった」とした。

「家」の概念は絶えず変化

青山さんは、「社会や経済が発展するにつれ、『家』の概念も変化している。以前は一家3世代が一つの家に住み、『大家族』で暮らしていた。でも近年は、故郷を離れて大都市で生活する若者が増えている。そして、夫婦と子供だけの『小さな家族』が増えている。一部の大都市、例えば、東京などでは一人暮らしや二人暮らしの世帯も増えている。今の社会において、『家』は単なる『建物』ではないのかもしれない。家族や生活の思い出こそが、『家』の代名詞だ」との見方を語った。

◇今後について

「0からスタートするプロジェクトにチャレンジしたい」

今後の計画について、青山さんは、「デザイン事務所を立ち上げて以降、請け負っているプロジェクトは内装や建物のリフォームなどがほとんど。今後は、『0からスタート』するプロジェクトにチャレンジしたい。設計図から始めて、一つの建物を作りたい」と語る。また、青山さんは現在、家具のデザインも手掛けており、「建築デザインとほぼ同じで、人と人、人と空間が効果的に対話するスタイルの一つ」とする。生活する都市については、「とりあえず北京からは離れない。でも、上海も好き。上海は現在、中国のアートの中心となっており、日本人にとっては教育や医療などの面でもとても便利。今後、中国のいろんな所に行く機会があることを願っている。よく出張で他の土地に行くものの、そこに滞在できる時間はとても短い。街を歩き、街の変化を感じるというのが、私が建築デザインのインスピレーションを得る方法。今後は中国の大都市、小都市をゆっくりと歩いて、おもしろい所をたくさん探したり見つけたりする時間があることを願っている」と話す。

青山周平氏

「実際に感じることが日中友好の秘訣」

今年は中日国交正常化45周年。今後、どのように中日友好に貢献したいかという質問に対し、青山さんは、「実際に感じることが一番大切。中国人の友人と会話していると、ニュースや本を通して日本を知っており、そのイメージは実際の日本の状況とは差があると感じる。反対に、中国の事を誤解している日本人もたくさんいる。例えば、私の家族や日本の友人は、北京は毎日、大気汚染が原因の煙霧に覆われていると思っているけど、実際は違う。実際に見たり、聞いたり、体験したり、感じたりして初めて、客観的、そして正確に物事を知ることができると思う」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年6月12日

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