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好きなら買うVS細かく計算 時代がもたらした若者の消費観
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· 2021-01-26 · ソース:人民網 |
タグ: 消費;若者;経済 | 印刷 |
消費観の変化は、実は新技術の登場と深い関係にある。新技術の登場によって、各種の評価サイトが先を争い、「ネット人気店」が行くべき場所、広めるべき情報になる。「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)では企業が「キャッシュバックの大規模キャンペーン」を打ち出し、一定額で割引き、「紅包(ラッキーマネー、キャッシュバック)」などさまざまなサービスがあふれた。美団や拼多多などの団体購入アプリが盛んになり、団体購入型消費が注目を集める。ネット店舗はお得感を強調し、若者を少額出費に対してより敏感にさせ、細かい出費は「節約しないと損だ」という気持ちにさせる。つまるところ、若者の出費と節約は、インターネットの中の彼らの生存状態をある程度反映したものだ。
より広い視点で考えると、若い者に特有な消費の特徴は、中国の個人消費のモデル転換・高度化の一部分だ。生活条件がさらによくなり、選択肢がより多くなり、素晴らしい生活への追求もそれにつれて高まった。マズローの「自己実現理論」によると、人間の欲求には5段階あるという。これを踏まえると若者の消費は主に「社会的欲求」と「自己実現の欲求」に基づく。こうした消費ニーズを満たすには、着実で豊かで物質的な現実に根ざした基礎が必要だ。若者は消費においてますます「勇敢」になっており、これは実は質の高い発展が消費高度化を推進するプロセスにほかならない。
人々が盛んに賞賛する若者の消費における「普通ではない行動」は、実は時代の発展がもたらした必然的な産物に過ぎない。若者の「理解に苦しむ」ようにみえる「爆買い」も「ケチケチぶり」も、実際には時代と共に生きる中で自然に現れてきた現象だといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月25日
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