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中国のネットが消費高度化に原動力与える 新たな方向性は?
  ·   2021-01-13  ·  ソース:人民網
タグ: 消費;オンライン;経済
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2020年には、突如襲来した新型コロナウイルス感染症により、人々の消費習慣は思いがけなく変化した。多くの新興のショッピングスタイルと消費スタイルが「普通の人々の暮らしに溶け込む」一方で、従来型産業の経営者と従業員が多くの新しいマーケティングスタイルを試みて、より多くの消費者を呼び込もうとするようになった。

オンライン消費が急成長

蘇寧金融研究院の付一夫シニア研究員は、「20年に入ってから、オンライン消費の活況が消費市場全体の最大の注目点になった。特に第1四半期(1-3月)は感染症の影響で、オフライン消費市場と交通輸送、物流配達が深刻な打撃を受けたが、オンライン消費は全面的に発展し、生鮮EC、オンライン共同購入、オンライン教育、オンライン診療、テレワークなどの新興業態が流れに逆らって次々に発展し、消費市場を安定させるための重りの『バラスト』の役割を果たした」と述べた。

中国国際経済交流センター経済研究部の劉向東副部長は取材に答える中で、「20年に入ってから、感染症対策の必要により、実物商品のオンライン消費が流れに逆らって増加し、感染症対策と供給保障のバランスを取る上で着実な役割を果たした。ここ数年に中国が消費のインターネット面における発展でしっかりした基礎を備えたことを際立たせると同時に、さらに急速に発展する可能性も示したといえる」と述べた。

かつてない高まりを見せる健康ニーズ

新型コロナ感染症は全国民にとって健康・衛生意識を高める公開レッスンになり、人々の消費理念を急速に変化させる中、健康消費ニーズはかつてない高まりをみせた。

北京に住む王さんは、「アルコール、消毒用ウェットティッシュ、ハンドソープ、空気清浄機……感染症対策の期間中、家に健康関連グッズをたくさん買い込んだ。出費は少なくなかったが、自分と家族のために投資したと思っている」と話した。

民は食をもって天となす。人々は暮らしの中でますます健康な食事を追求するようになり、「加点法と減点法」による飲食の観念が人々の視野に入り、低脂肪、糖質控えめ、栄養価の高い食品がより人気となった。養生という概念はもはや中高年だけの関心事項ではなくなった。調査によれば、90後(1990年代生まれ)の栄養補助食品・サプリメント市場での消費成長率が最も注目を集め、燕の巣、阿膠(生薬の一種)、お茶飲料が特に好まれたという。

健康関連商品だけではなく、健康関連サービスの人気も高い。オンライン診療の場合、ネットユーザーの約18%が「オンライン受付・診療サービスを利用したことがある」と答えた。各大手プラットフォームが薬を家まで届けるサービスを始めると、チェーン全体に及ぶ健康医療サービスが徐々に開通した。感染症期間中、健康リスクへの注目度は目に見えて高まり、健康保険が若者の間で、四線以下の都市の市場で、ブルーカラー層の間で急速に普及した。

これと同時に、長時間に家にこもる生活で人と家との距離が縮まり、「ステイホーム」を土台に形成された消費習慣と消費ニーズが増大した。たとえば、仮想現実(VR)技術を利用して、オンラインで不動産を見たり買ったりする習慣が急速に根付いた。テクノロジーチックと高品質化が空間のバージョンアップの方向性になり、スマートドア、スマートスタンドライト、電動カーテンなどの商品がより多様化した住宅のシーンを作りだした。ペット消費がオンライン全体で1.5倍のペースで勢いよく発展した、などだ。

「おうち経済」が引き続きヒートアップ

感染症の影響を受けて、外食、映画館、観光などのオフラインビジネスが大きな打撃を受けた一方で、オンライン経済が流れに逆らって発展した。

オンライン教育が急速に普及した。ユーザーの規模が爆発的に増加し、「知識の充電」が盛んになり、大衆の知識欲が大幅に高まった。調査によれば、80後(1980年代生まれ)はカウンセリング講座とキャリア発展に関わるカリキュラムを特に好み、95後(1995年から1999年生まれ)はデザイン、アニメ、情報技術(IT)関連を特に好むという。

今や硬直的需要となっているテレワークは、人々の生活習慣や働き方を大きく変え、釘釘、騰訊(テンセント)会議を代表とするテレワークプラットフォームが感染症対策と企業活動・生産活動再開で重要な役割を果たし、圧倒的多数の企業・事業機関の業務ニーズに応えた。

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