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世界経済に新たなチャンスをもたらす中国の新発展構造
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· 2020-12-24 · ソース:北京週報 |
タグ: 消費;改革開放;経済 | 印刷 |
海南省の洋浦小鏟灘埠頭(写真=新華社提供)
先日閉幕した中央経済工作会議は、新たな発展構造の構築において来年しっかりと第一歩を踏み出し、新たな意気を示すことを求めた。世界第2位の経済体、そして今年世界で唯一プラス成長を実現した主要経済体として、中国が新たな発展構造を構築し、より高い起点から改革開放を推進することは、世界各国により広大な市場と、より多くの発展の新たなチャンスをもたらすだろう。
新たなチャンスは引き続き発揮されている消費の潜在力によるものだ。14億の人口を有する巨大市場である中国は、グローバル経済の成長を牽引する重要なエンジンである。11月までに、日本の対中輸出は5カ月連続でプラス成長を保った。また、ドイツのカールツァイス社の中国における最新会計年度の営業収入は80億元に達し、同社にとって中国は世界で最も大きな市場となった。あるレポートは今後15年間で中国の中所得者層は8億人に達すると予測しており、消費のアップグレードの動力源は強靭で、潜在力は巨大だ。
この度の会議は「内需拡大という戦略的基点の堅持」を提起し、「消費、貯蓄、投資などを合理的に導く面において有効な制度の整備を推し進める必要性」を強調し、消費の拡大、就業の促進、投資の増加などの関連政策を打ち出した。これらは中国の力強い国内市場の形成と質の高い発展の実現において極めて重要だ。
新たなチャンスは開放を拡大する揺るぎない歩みによるものだ。中国は互恵・ウィンウィンの開放戦略を堅持し、対外開放の拡大を引き続き推し進め、投資ビジネス環境の完備に努め、外資参入の制限を大幅に減らしており、世界で最も歓迎されている外商の投資先の一つだ。今年、世界の越境投資は新型コロナウイルス感染症による大きなダメージを受けたが、中国における実際ベースの外貨導入額は安定の中で上向く状態を呈しており、世界でもごく少数の外資導入でプラス成長を維持した主要経済体の一つとなった。モルガン・スタンレーのアジア太平洋地域の経営幹部は、モルガン・スタンレーこそ「このような開放による極めて大きな受益者だ」と述べた。
この度の会議は「改革開放の全面的推進」を強調し、「国際マクロ政策の協調の強化」「市場化・法治化・国際化したビジネス環境の構築」「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)参加の積極的な検討」を提起した。一連の明確かつ力強い政策シグナルは、中国が「より広範囲で、より幅広い分野にわたる、より踏み込んだレベルの対外開放」を行う決意を示している。
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