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ビッグデータから見る中国のインターネット消費の新たな動向
  ·   2021-01-15  ·  ソース:北京週報
タグ: 消費;インターネット;経済
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内蒙古自治区中医医院のクラウド診察室でオンライン診療を行う医師(写真=新華社提供)

このほど、第一財経商業データセンター(CBNData)は中国のインターネット消費動態に関するビッグデータレポートを発表し、インターネット消費の新構造を明らかにした。2021年、中国ではいかなる消費の新たな動向が見られるだろうか?

空前の高まりを見せる健康上のニーズ

新型コロナウイルス感染症は全ての人々に健康および衛生意識を高める機会をもたらし、人々の消費指向を急速に転換させており、健康に関する消費需要は空前の高まりを見せている。

「アルコール、除菌ウェットティッシュ、ハンドソープ、空気清浄機など、新型肺炎の対策期間中にたくさんの健康に関するものを買うようになりました」。北京市に住む王さんは、少なくないお金を費やしたが、自分と家族の健康のための投資と捉えていると語った。

「民は食をもって天となす」という言葉が示すように、人々にとって食事ほど大事なものはない。食の健康を求めることは、ますます多くの人の生活スタイルとなっており、低脂肪、低糖質、栄養豊富な製品は市場でより人気を集めている。養生はもはや高齢者だけのものではなく、調査によれば健康食品市場では「90後」(1990年から1999年生まれ)の消費の伸びが最も目立ち、ツバメの巣や生薬の一種である阿膠、お茶類がとりわけ人気だ。

健康に関係する製品だけでなく、サービスも人気だ。オンライン診療を例に挙げると、約18%のネットユーザーがオンラインによる病院の予約や診察サービスの使用経験を持つ。各大手プラットフォームが薬の自宅配送サービスを始めたことにともない、全過程オンラインの健康医療サービスは徐々に実用化が進んでいる。

引き続き盛り上がる「巣ごもり経済」

新型肺炎の影響で、飲食や映画、旅行などオフラインのビジネスが大きなダメージを受けた一方、オンライン経済はむしろ盛り上がりを見せている。

オンライン教育が急速に普及している。オンライン教育の利用者は爆発的に増加し、人々の知識欲は大いに高まっている。調査によれば、「80後」(1980年から1989年生まれ)は心理カウンセラー研修やキャリアアップ講座を、「95後」(1995年から1999年生まれ)はデザインや動画、IT関連をとりわけ好む。

テレワークの需要は揺るぎないものとなっている。「クラウドワーキング」は人々の生活習慣や仕事のスタイルを大きく変え、企業用メッセンジャーの「釘釘」(DingTalk)やビデオ会議ツールの「騰訊会議」(テンセントミーティング)に代表されるプラットフォームは、新型肺炎の予防・抑制と業務再開で重要な役割を発揮し、数多くの職場のテレワーク需要を満たした。

オンラインを使った生鮮食品の購入が激増している。各大手生鮮食品プラットフォームの野菜や食肉、卵などの販売量は顕著に増えており、旺盛な食品購入の需要はコミュニティの共同購入の盛り上がりに拍車をかけた。データによれば、コミュニティの共同購入の利用者のうち、約4分の1は新型肺炎の対策期間中に新たに増えたもので、2021年にはコミュニティの共同購入の市場規模は1200億元を超えると見込まれている。

オンラインのレクリエーションがますます充実している。「クラウド旅行」「クラウド展覧会」「クラウドコンサート」などの新モデルは消費の新たな形を生み出し、オフラインのイベントに参加できないという問題をカバーした。クラウド、立体視パノラマ、AR、VRなどの技術的サポートにより、消費者は知識を学べるだけでなく、よりインタラクティブな体験を得られる。

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