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ダブル11が始まる!感染症後最大のショッピングシーズンの中身とは?
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· 2020-10-23 · ソース:人民網 |
タグ: ダブル11;EC;経済 | 印刷 |
日本のフェイスマスク、韓国の美容器具、タイのラテックス枕、マレーシアの燕の巣といった人気の輸入商品のほか、今年のダブル11では、アイスランドのアンチエイジング美容液、デンマークの肝油サプリ、チリの赤ワイン、キューバの男性用フレグランス、ギリシャのヨーグルトマスク、ブルガリアのローズウォーターなど、知名度の低い国発の商品もますます豊富になった。
また天猫国際は今年のダブル11で、海外の農場、牧場、ワイン農場100ヶ所あまりからなるグローバル産業チェーンの商品を取り扱う。ウルグアイの牛乳1千トン、フランスのワイン260万本、ゴムの木約133ヘクタール、マレーシアの燕の巣2トン、ドバイのラクダミルク160万リットルが、「特別価格」で消費者に提供される。
対外貿易の工場30万ヶ所が初参入
今年のダブル11は、産業が対外貿易工場による国内販売への転換を促す大規模なトレーニングとみられていることが注目される。10月に始まった全商品を1元で販売する淘宝のキャンペーン「1元更香節」はダブル11期間もずっと続き、2千本の産業チェーン、30万ヶ所の対外貿易の工場、120万の業者が初めて天猫ダブル11に参入することになる。
3月までは、ペットの毛を取るローラーを主に生産する浙江省義烏市の義烏沢熙日用品有限公司は、感染症の影響で1千万件の注文がキャンセルになった。責任者の方昊さんは、国内販売へのモデル転換を進め、ダブル11の仲間に加わることを決意した。初めての参加だが、これまでの販売状況から十分な自信をもっているといい、「国内販売と対外貿易はリズムが異なるので、模索を続け、2回に分けて販売を行い柔軟に調整を行うようにする」と述べた。現在、同公司の工場はフル稼働しているという。また今年のダブル11では海外製品も供給の重点の1つだ。海外では感染症の複雑な情勢が続いており、天猫ダブル11は海外ブランドの主戦場にもなる。国内・海外の大手ブランドが「天猫進出」の動きを加速し、世界の数十のトップレベル贅沢品ブランドが今年初めてダブル11に参加する。
ECが激しい戦い 新製品の数量が多いほど競争力も向上
新たな売り上げのピークを作り出そうとするなら、古い製品ばかりではうまくいかない。ECの商品バージョンアップのペースはますます速くなり、多くのプラットフォームはユーザーのニーズを反映したサプライチェーンにおける生産をとっくに打ち出している。このような着実で正確な手法は、新製品が大好きな消費層を拡大するとともに、「ヒットを打ちたい」多くの新ブランド・新製品により高い要求をつきつけることになった、
たとえば炭酸飲料の場合、昨年のダブル11で糖質ゼロ・脂肪分ゼロ・カロリーゼロが売りの元気森林ソーダは売り上げランキング2位だったが、今年の6月18日の「6・18」ショッピングイベントでは最大手コカ・コーラを抜いてトップに立った。今年10月の「第一財経」の「金看板ランキング」のデータ調査によれば、元気森林は炭酸飲料の頂点に立った。過去5年間はずっとコカ・コーラが首位をキープしていたという。
中国の消費者はライフスタイルが変化するペースがどんどん速くなり、高品質化、多様化、個性化の方向へとますます発展し、ますます多くの細分化されたニーズが掘り起こされるようになった。新しい消費ニーズが、多くの特色ある新興商品を急速に拡大発展させると同時に、足踏みして前に進めない者を容赦なく淘汰する。
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