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中国の世帯貯蓄8千億元減少の一方で貸出増加 不動産や自動車のリベンジ的購入か?
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· 2020-05-13 · ソース:人民網 |
タグ: 消費;預金;経済 | 印刷 |
一部の預金は投資・資産運用へ
董さんは預金の減少を分析して、「現在、中国経済は徐々に回復しているところで、消費が増加し、個人の投資や資産運用もやっと増加し始めたところで、預金はこれからさらに投資、資産運用などの分野に回されることになる」と述べた。
前出の温さんも、「今は資本市場の動きが比較的安定しており、ファンドの発行規模が増加し、預金の多くがファンド、資産運用、資本市場に流れ込み始めている。これも預金減少の重要な原因だ。このことは、証券会社や保険会社など銀行以外の金融機関の預金が増えていることに現れている」と述べた。
人民銀行のデータでは、4月には銀行以外の金融機関の預金が8571億元増加した。
また温さんによると、季節的要因や銀行預金の「つじつま合わせ」(目標を達成するために一時的に預金を増やすなどの行為)の影響で、過去数年間のデータでは毎四半期後の最初の月に世帯の貯蓄が減少しており、これは銀行の資産運用商品の発売時期の設定と大いに関係がある。通常は資産運用商品は四半期末の3月、6月、9月にバランスシートに記載され、預金として銀行に還流し、締めの時期を過ぎると資金は再び資産運用に流れるという。
データによれば、過去数年間の4月には世帯の貯蓄額が減少した。19年は6248億元減少し、18年は1兆3200億元減少し、17年は1兆2200億元減少した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年5月13日
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