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何でも買うか?商品研究か? 2000年代生まれの意外な消費観
  ·   2020-04-29  ·  ソース:人民網
タグ: 消費;若者;経済
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お金を使う時は実用性重視 中高生の消費はそれほど「突飛」ではない

中高生の消費を詳しくみていくと、「一気にレベルアップする」傾向がある。それでは「駆け出し」から「神になる」まで、どれくらいお金を使うのだろうか。

最初に一定の「学費」を払う必要があることは確かだ。

文さんは以前、「見た目がよい」、「よく売れている」、「履き心地がよさそう」というだけの理由で、有名ブランドのエアクッション入りスニーカーを買った。ところが学校のクロスカントリーランニングに参加した時、固い小枝か何かを踏んづけて底に穴が空いてしまい、使い物にならなくなった。

幸い、文さんは「学費」をそれほど支払わなくて済んだ。この「人生で一番後悔した消費」が、文さんのスニーカー研究への興味と闘志をかき立てた。文さんは、「靴を買う時も理性的でなければならない。私たちの年代はまだ給料をもらっていないので、靴を買うお金は親に出してもらうことになる。いい靴を見つけたら、まず研究する。研究してやっぱりいいと思ったら、次は価格が適切かどうか、両親がいいと言ってくれるかどうか考えなければならない。1千元あればほかのことに使ってもいいのに、何も靴を買う必要はないじゃないのと考える時もある」と述べた。

研究には理性が必要だ。研究することで行動はより理性的になる。

多くの専門家が、「00後はそれより上の世代と比べてより豊かな物質的生活を送っており、自分の趣味や嗜好を満足させられる条件がより備わっているといえる」と指摘する。「報告」も同じような結論を出しており、調査に回答した00後の77%が、「自分の慣れ親しんだ製品、または好きな製品により多くお金を使いたい」と答えたという。

しかしお金を使うこと、イコール多額の消費であるとは限らない。たとえば■さんはある時、暇な時間を活用して、物入れや引き出しをひっくり返し、小さい頃よく遊んでいたシールを引っ張り出してみた。すると、ほとんどのりの消えかかった小さな紙切れが、カットしたり組み合わせたりすることで、手帳の素敵なデコレーション素材になることに気づいた。「こうやって使えばゴミが宝になるだけでなく、より重要なことはお金を節約できることで、とてもよいと思う」という。

中高生は競争意識が強いと言う人は多いが、取材を通してみえてきたのは、00後の消費行動には機能性重視という理性的な特徴があることだ。両親の世代に比べ、00後はブランドをあまり気にしない。買い物をする時に、どうしても日本製品や韓国製品、米国製品でなければいやだということもない。むしろ前の世代の人々よりも中国の味があるのを好む。■さんは、「父は私の誕生日にいつも日本製やドイツ製の文房具をプレゼントしてくれるけれど、自分で買うとしたら(中国メーカーの)晨光を選ぶ。種類が多いし、見た目もいい。自分は細いシャー芯(シャープペンシルの芯)が好きだが、国産ブランドなら0.38ミリさらには0.35ミリの極細がすぐ見つかる」と話した。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年4月29日

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