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この2年間で改革開放の全面的な深化が進んだ海南省
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· 2020-04-16 · ソース:北京週報 |
タグ: 海南;改革開放;経済 | 印刷 |
海南ボアオ楽城国際医療観光先行区(写真=新華社提供)
2018年4月13日、習近平総書記は海南省・海南経済特区設置30周年祝賀大会において、中国共産党中央は海南島全域での自由貿易試験区の建設をサポートするとの決定を発表した。ここ2年で海南省は自由貿易試験区、自由貿易港の建設推進を加速させ、改革開放の試行エリアとなるために努力し、海南自由貿易試験区・港の建設に向けてしっかりと歩み続けてきた。
制度革新――ハイスタンダードな自由貿易試験区・港の建設
3月28日、海南博鰲(ボアオ)楽城国際医療観光先行区は二つの重大なメカニズム上の進展、すなわち中国国内初となる楽城リアルワールドデータを利用した医療機器の許諾登録、患者の自己使用分や少量の内服用として臨床上の需要がある輸入医薬品の先行区外での使用許可を発表した。この二つの重大なメカニズム上の進展は海南自由貿易試験区・港の建設における制度革新の最新成果だ。これらの重大なメリットは海南ボアオ楽城国際医療観光先行区における世界的な医薬品、設備、技術の足並みの揃った発展をより力強く推し進め、医療分野の開放をさらなる高みへと押し上げる。
また、海南省は海口江東新区、三亜崖州湾科技城などの園区で管理機構を設立し、園区が機構と職位の設置、人員の雇用、給与水準などを自主決定し、重点的な園区により大きな自主的発展権を与え、園区が最大限決定権を持つようにする。
これらと類似した制度革新は、ここ2年間に海南省で絶えず打ち出されてきた。
革新は海南自由貿易試験区、自由貿易港の建設における最大の特徴だ。ここ2年、海南省はハイスタンダードかつ質の高い自由貿易試験区の建設を進め、中国の特色ある自由貿易港の建設を模索し、71項目の制度革新の事例を創始し、発表した。
安定の中での質の向上――革新がもたらす質の高い発展
近年来、世界の外国直接投資(FDI)が連続して減少する中、海南省の外資利用規模はむしろ増えており、2020年1〜2月の外資誘致の増加幅は230.2%に達した。
海南省の外資誘致・利用の成果は、海南省が潜在力をより強化し、動力源を増加させ、経済の質の高い発展を強力に推進したことによるものだ。2019年、海南省では外商投資企業338社が新たに設立され、102.4%増となり、増加幅は2018年に比べて10.4ポイントのプラスだった。また、実際に使用された外資は15億ドルで、100%を超える増加となった。招商局集団、シンガポールのテマセク、アメリカのSOSV、ドイツのALBAグループなど数多くの世界的に有名な企業が海南省に進出している。
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