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海南省を新時代における改革開放の全面的深化の新たな模範に
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· 2018-04-18 · ソース: |
タグ: 海南;自由貿易港;政治 | 印刷 |
海南省の改革開放を全面的に深化し、自由貿易港の建設を含む開放拡大の新たな措置を探り、実践し、中国と世界各国が互いに接続し、融合的に発展する新たなプラットフォームを築くことは、開放による建設を堅持する中国の自信と決意を十分に示し、より積極的で自信と責任のある姿勢で世界に向かい、「中国のチャンス」を貢献し、経済グローバル化の展望に対する国際社会の自信を一層高め、開かれた世界経済の建設を促進するものだ。
海南省にとっては、発展の新たな道を開き、改革開放の全面的深化の試験区を築くには、体制・制度改革、現代的経済システムの建設、質の高い発展に力強く影響を与える足がかりが必要であり、それが自由貿易試験区と中国の特色ある自由貿易港の建設だ。
中国はすでに上海市、広東省、天津市などで相次いで11の自由貿易試験区を設置した。一定期間の発展を経て、自由貿易試験区は行政体制改革、投資管理、貿易の円滑化、金融革新などの面で積極的な模索と実践を行い、成功のノウハウを積み重ねるとともに全国に広め、現在中国で開放の水準が最も高い区域となっている。海南省自由貿易試験区は中国で人口が最も多く、面積が最も広い自由貿易試験区となる。必ずや新時代における中国が世界と対話する重要な窓口となる。
海南省で中国の特色ある自由貿易港を模索し、建設するうえでの「特色」として、以下が挙げられる。(1)中継貿易と製造加工を重点とするのではなく、観光業の発展、現代的サービス業、ハイテク産業の発展を主導とする。(2)段階的実施。自由貿易港の政策体系を段階的に構築する。(3)リスク対策。各政策を踏み込んで研究・論証し、重大な金融リスクに対する識別と防備を強化し、税関管理・監督を最適化する。これは中国の特色ある社会主義制度の新しい重大な理論的・実践的革新であり、必ずや改革開放の全面的深化における重要な先導となる。
海南省は広大な海域面積と海岸線、島嶼、港湾、生物、鉱物など豊富な海洋資源を擁する。中国にとって太平洋とインド洋に向けて開かれた重要な門戸だ。省・経済特区設置以来30年で、海洋経済が域内総生産に占める割合は30%近くに達し、観光客数と観光収入は急速に伸び、ボアオ・アジアフォーラム年次総会など重要行事の開催に成功し、「海」は海南省の最も際立った特色、最も重要な比較優位となっている。新時代における改革開放の全面的深化は、海南省に「海」の事業をしっかりと仕上げ、経済発展、対外開放、国際協力・交流における海洋の潜在力をさらに掘り起こし、発揮し、「海による強化」を実現することを求めている。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月17日
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