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リバウンド的消費はミルクティから デリバリーの注文に見る上海の回復
  ·   2020-03-12  ·  ソース:人民網
タグ: 消費;デリバリー;経済
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春が来て、火鍋、ミルクティ、焼肉など、さまざまなグルメレストランがデリバリープラットフォームに「根を張って成長し始める」ようになり、気持ちがはやる食いしん坊たちによって次々にリバウンド的消費回復をみせている。データによると、2月10日に業務が再開してから最初の1週間に、上海市民はミルクティを16万オーダー分消費し、4週目には33万オーダー分に増加した。うち1人で1回に77杯買ったユーザーもいる。こうして、毎日ミルクティ1杯を飲むのが標準装備という仕事の日々がまた戻ってきた。中国新聞網が伝えた。

オンラインフードデリバリープラットフォーム「Eleme」がまとめたデータでは、デリバリープラットフォームには注文数トップの1点点のミルクティだけでなく、マクドナルド、ケンタッキー、スターバックス、小楊生煎も並ぶ。こうした「おなじみの顔」だけでなく、この春には洋食レストランの光与塩、火鍋の哥老官、書店の言幾又などの新店舗も進出した。

ネットで人気の洋食レストランである光与塩はためらうことなくオンラインデリバリーへの進出を決めたようにみえる。2月初めにデリバリー業務が確定すると、ただちにデリバリーチームを立ち上げ、デリバリー専門ブランドの「デライトフル光与塩」をスタートし、デリバリーに適した商品を打ち出した。

光与塩の胡マネージャーは取材に対し、「以前、デリバリーはうちの検討プロジェクトで、デリバリーで何か成果が上がるなんて考えてもいなかったが、今は真剣にデリバリーを大きくしようと考えている」と述べた。

2月29日に「Eleme」に進出した塩与光のデリバリーには、ボリュームのあるメインメニュー、気軽なサイドメニュー、飲み物などがあり、客単価は70-80元(1元は約15.1円)前後だ。胡氏によると、「お客様からは、おいしい、お店と同じように質が高い、安心して食べられるといった声をいただく」という。光与塩の実店舗では徹底した消毒と安全対策措置を実施するほか、店内で飲食する人数を制限し、現在は1日あたり20-30人ほどにしている。「生き残りたければ、オンラインデリバリーが重要な陣地になる」という。

感染症が多くのブランドのポテンシャルを引き出し、これまではデジタル化されたデリバリープラットフォームとの融合を考えもしなかった店舗が、ますます多くデリバリーの世界に進出するようになった。

ネットで人気の火鍋店の哥老官がオンラインデリバリープラットフォームに進出した最初の週末には注文が殺到し、1日あたり平均で1千件を超えた。客単価は190元前後だ。上海静安にあるシャングリ・ラホテルはオンラインで40種類近い料理を打ち出し、300元前後の肉類のメイン料理以外は、どのメニューも100元を切る。ほかのホテルも一人用コースや企業向けセット料理を打ち出し、ホテル周辺の顧客や企業により多くのサービスを提供する。

高品質のデリバリーが機会になりつつある。業界関係者は、「感染症がもたらしたのは危機だけでなく、チャンスもある。ますます多くのブランドが『Eleme』のようなインターネットツールを利用して、遅ればせながらデジタル化をマスターしようとしている。今後のビジネスのポテンシャルに期待がもてる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年3月12日

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