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WeChatペイが「ケータイ送金」開始 出遅れ挽回か
  ·   2019-10-28  ·  ソース:人民網
タグ: 微信;送金;経済
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蘇寧金融研究院の黄大智シニア研究員は、「微信支付が最近開通して内部テストを行っている一連の製品は、既存の製品体系を補完し、製品ラインナップを改善するものだ」との見方を示した。

携帯番号による送金は目新しい送金方法ではなく、すでに複数の銀行が対応し、支付宝もだいぶ前からこの方法を採用している。

中国人民銀行決済総センターが今年8月28日に発表した公告によると、銀行間決済サービスのレベルをより向上させ、顧客がより便利に決済を行えるようにし、インターネットバンキングのシステムを利用した銀行機関との連携を進めるため、受取人の携帯電話番号と自動的に紐付けされる銀行カード番号を提供することで銀行間決済業務が完了するようにする「携帯電話番号決済業務」を打ち出したのだという。

同公告によれば、この業務は個人顧客向けのもので、顧客は口座を開設した銀行のモバイルバンキング、ネットバンキング、銀行カウンターなどのルートを通じてこれを利用することができる。現在、各銀行機関が同様の「ケータイ決済」サービスを続々開通させているという。

同センターのデータによれば、今年8月28日現在、携帯番号決済業務を開始した銀行は173行に上る。

黄シニア研究員は、「便利さという角度からみると、銀行口座による送金に比べ、携帯番号による送金がより優位性がある。セキュリティという角度からみると、微信端末での携帯番号による送金を行う前提は微信支付を開通することだ。微信支付は一種の決済アカウントであり、他の決済アカウントと同じく実名制での登録が必要で、登録に際して3-4つの構成要素の認証があり、セキュリティ面の保証を提供している」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年10月25日

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