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WeChatの登録画面が「風雲4号」が撮影した「作品」に
  ·   2017-09-27  ·  ソース:
タグ: 微信;テンセント;文化
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チャットのできるSNSアプリ・微信(WeChat)の登録画面が9月25日午後5時、この6年で初めて変更された。同日、中国の第2世代静止軌道気象衛星「風雲4号」が正式に使用をスタートさせ、同日午後5時から9月28日午後5時まで、微信を起動させると「風雲4号」が宇宙から撮影した最新の雲画像を見ることができる。現代快報が伝えた。

▽この6年で初の登録画面変更、「中国の顔」に

今回微信が登録画面に採用されたのは「風雲4号」によって撮影された写真。「風雲4号」は、世界初の大気垂直探査装置を搭載し、またマルチウェイスキャニング・イメージング放射計と干渉型大気垂直探査装置を世界で初めて一つの衛星に搭載することを実現した。衛星1基で2基分の機能搭載を実現したことは、中国の気象分野における重大な成果の一つとなった。そしてこの「風雲4号」が成し遂げた偉大な業績を称えるため、微信は初の登録画面の変更を行った。

同時に、テンセント(騰迅)の気象部門との協力も新しい段階に入った。テンセントは微信などのプラットホームや様々な形式のメディアのリソースの助けを借りて、天気予報や衛星雲画像などの製品やサービス、科学知識普及活動を受け入れるユーザー数の更なる拡大を目指していく予定だ。双方の協力がより深まるにつれ、ユーザーは微信の公式アカウントで気象専門家が書いた気象科学知識の閲覧や悪天候に関するリアルタイムの警報の入手、関連気象動画のライブ配信を視聴することができるようになる。

▽登録画面変更は「人類の起源」から「華夏文明」に

微信の登録画面に採用されていた最初の写真はNASAが世界にむけて公開した初の地球全体を完全に写した写真で、「ザ・ブルー・マーブル」と呼ばれている。これは人類が初めて目にした宇宙からみた地球の全貌で、画面の中心に映っているのはアフリカ大陸だった。微信チームは最初の登録画面としてこの写真を選んだ理由として、「アフリカ大陸は人類文明の発祥の地であり、その『起源』の意を登録画面で表したいという考えから、アフリカ大陸の雲画像を採用した。なぜなら人類が出現したからこそ、交流の存在と意義があるからだ」とし、今回「風雲4号」が撮影した写真を採用した経緯については、「『人類の起源』から中国大陸で始まった『華夏文明』への歴史的な発展を意味している。莫大な数のユーザーに中国大陸の山河を展示することが狙いだ」とした。

今回の微信登録画面の変更は「インターネット+」の気象分野における新たな応用でもあり、微信などのプラットフォームを通じて、真のスマートで便利な気象サービスを享受できるユーザーがますます増えていくと期待されている。(編集HQ)

「人民網日本語版」2017年9月27日

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