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台風、地震、火山噴火のトリプルパンチに見舞われた日本経済
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· 2019-10-15 · ソース:人民網 |
タグ: 日本経済;自然災害;経済 | 印刷 |
台風19号襲来前の11日夕方、日本では空がピンクや紫色になる現象が起きた。美しく、ファンタジックだったものの、それは甚大な被害をもたらした台風接近の予兆だったとは誰もが思いもよらなかっただろう。案の定、翌日12日、台風19号「ハギビス」が関東地方に上陸した。不幸なことに、日本では同日、地震と火山の噴火も起きた。昨年は7月に台風による豪雨で大きな被害が出て、第3四半期(7-9月)は経済がマイナス成長になってしまった。その影響からやっと抜け出したわずか1年後の現在、またも自然災害に見舞われてしまった。今年は元号が平成から「令和」に変わったが、新元号には自然災害がないことを祈る気持ちも込められている。北京商報が伝えた。
台風、地震、火山噴火のトリプルパンチ
日本時間の12日午後7時、台風19号が静岡県の伊豆半島に上陸した。中心最低気圧は955 ヘクトパスカル、最大風速40メートルだった。上陸後、豪雨の影響で河川の水量は一気に上昇し、堤防の決壊が相次ぎ、交通機関は麻痺し、多くの住宅地が浸水したほか、土砂崩れも相次いだ。
今年日本に上陸した台風の中で、19号は最も強い勢力をほこる台風となった。また、NHKの報道によると、12日午後3時に、東京、埼玉、神奈川、群馬、山梨、静岡、長野は大雨特別警報を発令した。7都県に同警報が出るのは2013年の運用開始以降初めてのこととなる。
12日に日本で起きた自然災害は台風だけではなかった。同日夕方、千葉県ではマグニチュード(M)5.7の地震が発生した。震源の深さは80キロ。約1ヶ月前に千葉県に上陸した台風15号の影響で、同県や神奈川県では、約90万世帯が停電になるトラブルが起きたばかりだったことも注目に値する。さらに、12日午後、鹿児島の火山、桜島の南岳山頂火口で噴火が発生した。日本気象庁によると、13日午前7時40分ごろ、同火口で再び噴火が起きた。
自然災害大国の苦境
日本は自然災害多発国だ。昨年末、その年をイメージする漢字一字を日本全国から約1ヶ月間募集し、2018年度「今年の漢字」が12月12日発表された。同日、京都・清水寺で森清範貫主が展示パネルに大きな「災」と揮毫した。2004年以降、「災」が再び「今年の漢字」になったことは注目に値する。
同日、森清範貫主は記者会見で、「今年の日本は北海道と大阪北部での地震、西日本の豪雨、記録的猛暑、台風など大きな被害を出した自然災害が相次ぎ、人々の暮らしに極めて大きな負担を与えた。来年は天災や人災が起こらないことを願う」と語った。
現在、「災」の字は京都市漢字博物館で展示されている。ただ、そこに込められた思いとは裏腹に、今年も日本では自然災害が多発している。
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