中国企業は効率アップや競争力向上においてさらに力を注ぐべきだ。規模の大きな企業から強い企業へと変わるには、なお努力を必要とする。 

このほか注目に値するのは、中国は既に数億人の中間層人口を擁する国で、多くの地域で日増しに高齢化も進んでいるが、今回の世界企業トップ５００社ランキングにおいて、健康やレジャーなどの分野では中国企業の名前はほとんど見られない。時代の好機はまさしく新型の世界的な中国企業の出現を呼びかけているのだ。 

未来を展望するに、中国経済は新たな時代へと進んでおり、開放の門はより大きく開かれ、産業のモデルチェンジとアップグレードの最中にある。疑いなく、中国企業の発展の新たな章、中国経済の素晴らしい新たな征途は、世界経済史にくっきりと鮮やかに書かれた１ページを加えることだろう。 

「北京週報日本語版」2019年7月25日