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AIIBに寄せられる世界の大きな期待
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霍建国 · 2019-07-15 · ソース:北京週報 |
タグ: AIIB;「一帯一路」;経済 | 印刷 |
7月12日から13日まで、アジアインフラ投資銀行(AIIB)第4回年次総会がルクセンブルクで開催された。今回の年次総会において、AIIBの構成国・地域は100に達し、さらに会議ではアジア・ヨーロッパ協力による相互接続の促進、インフラ融資、AIIBの戦略的発展と業務運営などの問題について深い議論が行われ、幅広い共通認識が得られた。この度の会議が外部に向けて積極的なシグナルを発したことは注目に値する。
まず、AIIB創立の主旨と目的は現在の国際経済ガバナンスの改革と調整の大きな方向性に一致している。中国の提唱で設立されたAIIBは、わずか4年の時を経て、機関の整備から業務の運営まで、既に首尾の良いスタートを切り、しっかりと基礎を固めた。これはAIIBの設立が、現在の国際社会が発展において必要としているものと合致し、世界の大多数の国の訴求に合致するのみならず大きな市場需要の基礎を持っており、国際経済ガバナンスの構造改革において中国が果たした重大な貢献を表していることを物語る。
そして、AIIBの構成国・地域の絶え間ない拡大は、その機能と業務が日増しに幅広く認められ、支持されていることを証明する。創立時の56から今日の100にまで構成国・地域が増えたのは、AIIBの規約と組織機関が多くの発展途上国を代表するだけでなく、同時に多くの先進国にも認められ、支持されたことを物語っている。このことはそのしかるべき魅力と影響力を充分に示している。
また、AIIBの発足と発展は、きっとアジア及び世界のインフラ建設に積極的な貢献をし、「一帯一路」構築の地固めと推進で引き続き大きな力を発揮することだろう。AIIBは「一帯一路」から生まれたもので、必然的に「一帯一路」に奉仕するものでもあり、その発展は広大な余地と想像力を有している。
目下、国際政治経済情勢の発展は矛盾に満ちており、一国主義と保護貿易主義の影響は日増しに高まり、大国間のかけひきと地政学的矛盾は日増しに熾烈なものとなり、グローバル経済ガバナンスは非常に複雑な状況に直面している。AIIBは多国間金融機関として、疑いなくより困難に満ちた任務を担い、AIIBの発展は同時に中国の発展理念と世界経済の発展に対する実質的な貢献も象徴している。そのため、AIIBに対してより多くの期待を込めて、AIIBの未来の発展に対して幾つかの提言を述べる。
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