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中国で昔懐かしのご当地炭酸飲料が再ブレーク 「レトロ経済」で復活なるか
  ·   2019-04-08  ·  ソース:人民網
タグ: メーカー;「レトロ経済」;経済
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懐かしの炭酸飲料のメーカーの発展史は、手作業の小さな作業場から大量生産の生産ラインへと飛躍的な発展を遂げたものの、改革開放(1978年)初期に、ぺプシコーラやコカ・コーラといった海外ブランドが中国に上陸し、大打撃を受けて、倒産・リストラ、外資による買収を経験し、徐々に姿を消した中国ブランドの盛衰史でもある。それらブランドが再び市場に姿を現したと言っても、時代は既に変わってしまっている。経営戦略において、当時の二の舞を踏むことのないよう注意しながら、新興ブランドの逆風にもさらされているそれらメーカーは客観的に見ても新しい道を切り拓くしかない。今の若者は目新しいものを好むため、新製品を開発したり、パッケージをリニューアルしたりしているメーカーもある。また、市場の熾烈な競争に直面し、小さな売店やレストランを設置したり、ECプラットフォームを活用したりするメーカーもある。同じような商品がたくさんあるという課題に対しては、ヘルシーさを売りにしたり、都市の文化や生活習慣と結びつけたりするメーカーもある。北京で羊のしゃぶしゃぶを食べる場合、ゴマダレにヨーグルトという組み合わせよりは「北氷洋」をといった具合にだ。そして、管理から販売、製品のイノベーション、ブランド構築、チェーン形成などが、懐かしの商品が復活し生き残るための唯一の道となる。

ではどうすれば「復活に成功」できるのだろう?ご当地炭酸飲料が、他の都市にも進出して人気を集めることができるようにならなければならないという人もいれば、ご当地炭酸飲料のままでなければ、その商品の魅力がなくなってしまうという人もいる。また、懐かしの商品は、老若男女問わず人気を集めることができるようにならなければならないという人もいれば、全ての人をターゲットにするのは難しいため、一定の年齢層に的を絞って、「思い出」を売りにして売れば、今の時代の飲料品とは差別化して競争することができるという人もいる。どの声が正しく、間違っているのか、簡単に判断することはできない。しかし、古い瓶に古い酒を入れて売っても、生き残ることができないのは確かだ。その新たなチャレンジで市場という土地を深く耕すことができるのか、それとも一発屋の芸人のように、ただの「時の人」で終わってしまうのか、どちらに転んでも不思議ではないため、今後の成り行きを見守るしかないだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月8日

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