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中国の12の自由貿易試験区における5つの「一番」
  ·   2018-11-28
タグ: 自由貿易試験区;「一帯一路」;経済
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◆香港・マカオとの協力で1番先を行く中国(広東)自由貿易試験区 

中国(広東)自由貿易試験区は、2014年12月に設立された。香港・マカオに近い広東自由貿易試験区は、広東・香港・マカオ協力模範エリアであり、本土と香港・マカオの金融協力の橋頭堡になっている。現地は3年にわたり全国初の越境人民元貸付、本土初の香港における地方都市投資類企業債の発行許可など、全国初の広東・香港・マカオ金融協力プロジェクトを実現した。

広東自由貿易試験区で設立された香港・マカオ資本企業は9月現在1万2000社で、HSBC、東亜銀行、周大福などの香港・マカオ企業が入居している。広東自由貿易試験区内の企業のうち、域外直接投資により設立された企業は600社を超える。中国側の投資額は100億ドル以上。

◆陸上シルクロードで1番東の端にある中国(陝西)自由貿易試験区 

陝西自由貿易試験区は2017年4月1日に正式に営業開始となった。陸上シルクロードのスタート地点である陝西自由貿易試験区は、「一帯一路」(the Belt and Road)建設の西部大開発へのけん引的役割をより良く果たし、西部地域の窓口都市の開放を拡大するという中央政府の要求を実行に移し、内陸型改革開放の新たな高地を構築する。内陸部と「一帯一路」沿線国の経済協力や人的・文化的交流の新モデルを模索する。

◆海上シルクロードで1番の要衝となる中国(福建)自由貿易試験区 

中国(福建)自由貿易試験区は、2015年4月21日に発足した。「海上シルクロード」のスタート地点、台湾に最も近い本土の省にある福建自由貿易試験区は両岸経済協力の深化を立脚点とし、福建・台湾間の投資・貿易自由化及び資金・人的往来の円滑化を率先的に推進している。福建自由貿易試験区はさらに「一帯一路」の建設に貢献し、21世紀海上シルクロード沿線国・地域との経済・貿易協力を積極的に開拓している。

福建自由貿易試験区の開放体制は3年にわたり徐々に拡大し、金融、付加価値通信、医療など50以上の分野を先行的に対外開放している。7月までに、福建自由貿易試験区全体計画で確定された186件の重点試験のうち178件が完了している。310件の革新的な措置を打ち出し、111件の革新実践例を発表している。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年11月27日

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