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外資は安定化、進む開放拡大(三)安定化で全面開放推進
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· 2018-08-13 · ソース: |
タグ: 投資;開放;経済 | 印刷 |
8月初旬、米ペプシコ社が1億ドルの対中追加投資を行い、上海工場を拡張・改修すると発表した。同社中華圏の責任者は、「中国はペプシコの成長を牽引する世界の大市場の一つで、弊社は高く評価している。今回の増資は中国経済や中国市場のニーズに対する判断に基づいたもの」と説明する。
白副所長は、「過去40年間の中国経済の発展は開放という条件の中で獲得されたものであり、未来の中国経済が高い品質の発展を遂げようとするならより開放的な条件の下で行わなければならない。外資は経済成長を促進し改革プロセスを深化させる上で積極的かつ重要な役割を果たしており、中国の経済構造のバージョンアップ、バランスの取れた発展、科学技術革新(イノベーション)により多くの原動力を注入することにもなる。中国は市場参入基準の大幅な緩和、より魅力に富んだ投資環境の創出、知的財産権保護の強化といった新措置を打ち出した。こうした政策をできるだけ早く実施して定着させることは、『外資の安定化』を力強く保障するだけでなく、全面的開放の新局面の構築をさらに推進することにもなる」との見方を示す。
中国の開放拡大の実際の取り組みが、海外企業の対中投資にチャンスと十分な利益をもたらした。中国の開放拡大の安定力が、中国市場の開拓を進めようとする海外企業の意欲と信頼感を高めた。中国米国商会が発表した「2018年中国ビジネス環境調査報告」をみると、回答した企業のうち60%近くが、「中国は3大投資先の1つ」と答え、「今年は対中投資を10%以上拡大する計画がある」としたところが3分の1に上った。中国EU(欧州連合)の報告書「ビジネス信頼感調査2018」は、中国が17年に再び日本の製造業多国籍企業による投票で「最も事業の潜在力を備えた発展の地」に選ばれたと伝えた。
UNCTAD投資・企業担当局のジェームズ・ザーン局長は、「先に中国が一連の投資利便化措置を発表し、今後は中国に流れ込む海外からの直接投資の額が高水準を保つと期待される」と述べる。桑教授は、「市場参入基準の緩和でも、ビジネス環境の最適化でも、サービス水準の向上でも、中国にはまだまだ大きな可能性がある」との見方を示す。
商務部の高峰報道官は、「中国市場は無限の潜在力があり、ビジネス環境は日々最適化され、産業配置の能力が増強を続け、質の高い人材資源が豊富で、国際外資誘致市場において傑出した競争力をみせている。中国には外資を導入して高い品質の発展を実現できるという自信があり、常に海外企業の人気投資先でいる自信もある」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月13日
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