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外資は安定化、進む開放拡大(一)外資導入が出色の出来
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· 2018-08-13 · ソース:人民日报 |
タグ: 投資;外資;経済 | 印刷 |
(一) 外資導入の中間発表は出色のできばえ
中国世界貿易機関(WTO)研究会の霍建国副会長は、「上半期のデータをみると、中国で投資したいという各国の投資家の意欲は衰えておらず、中国の実行ベース外資導入規模は全体として安定し、小幅に増加し、かなりよい成績表をみなさんにお見せできる」と述べた。
現在、世界には新たな「外資導入の風」が吹いており、各エコノミーは競うように政策を打ち出して外資を誘致する。だが世界の直接投資の全体的状況は決して楽観できるものではない。国連貿易開発会議(UNCTAD)が6月に発表した2018年版「世界投資報告書」によると、世界の海外直接投資は昨年は1兆4300億ドルで、前年比23%減少したという。対外経済貿易大学の桑百川教授は、「こうした大きな背景の中で考えると、中国の外資導入の安定ぶりがことのほか目を引く」と話す。
商務部が発表したデータをみると、今年上半期の中国の実行ベース外資導入額は米ドル換算で683億2千万ドルに上り、前年同期比4.1%増加した。特に注目を集めたのが、1〜6月の全国の外資系企業新規設立数が2万9591社に上り、同96.6%も増加したことだった。
上半期には主要対中投資国の投資の伸びが好調で、米国は同29.1%増加、シンガポールは同19.7%増加、韓国は同43.8%増加、英国は82.5%増加だった。またASEANの実行ベース対中投資額が同24.4%増加し、「一帯一路」(the Belt and Road)参加国の対中投資額は同24.9%増加した。
外資導入の好調ぶりは、導入外資の水準の向上にも現れている。上半期には製造業の実行ベース外資導入額が1348億3千万元(1元は約16.2円)に上り、同4.9%増加し、外資導入額全体に占める割合は30.2%だった。ハイテク製造業の実行ベース外資導入額は433億7千万元で同25.3%増加し、このうち電子・通信設備製造業は同36%増加、コンピューター・事務用設備製造業は同31.7%増加、医療機器製造業は同154.4%増加だった。ハイテクサービス産業の実行ベース外資導入額は500億3千万元で、このうち科学技術成果移転・転化サービス産業は同22.2%増加を達成した。
桑教授は、「海外企業の対中国投資は分野がさらに広く、レベルがより深く、チャンネルがより多様化しており、海外企業の目から見て、中国が引き続き魅力的な人気投資先であることがわかる。上海を例に挙げると、対外開放が拡大を続けるのにともない、海外企業の対上海投資のペースが加速し、特に本部経済が順調に発展し、上半期に多国籍企業の地域本部は17社増えて、累計642社になった。外資による研究センターも8ヶ所新設され、累計434ヶ所になった」と説明する。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月10日
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