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「ペット経済」が莫大な資本を呼び込む
  ·   2017-04-14
タグ: 「ペット経済」;資本;経済
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▽猫好きの金鉱に群がる挑戦者たち 

戴院長補佐は、「今、ペット病院は増加傾向にあり、各地でまんべんなく花を咲かせているといった状況だ。(自分の働く)病院の一日あたりの平均受診件数は約100件に上る。小さな病気ならコミュニティ周辺の動物病院で事足りる。うちは主に難しいケースを受け入れている」と説明する。

  今や、町中やコミュニティではペットショップや動物病院がいたるところでみられるようになった。マップアプリで「ペットショップ」、「動物病院」と検索すると、検索結果は1千件を超える。その多くはここ数年の間に誕生したものだ。

▽ペット概念株が資本市場に集結 

ペットの繁殖や取引からえさ、服、おもちゃなどに至るまで、さらにグルーミング、トリミング、エステ、歯磨き、診察、そして最後はお葬式に至るまで、ペット産業には現在、長い産業チェーンが構築されている。狗民網とアジアペット展覧会(ペットフェアアジア)がこのほど共同で発表した「2016年中国ペット業界産業および消費者行動調査報告」によると、昨年の中国ペット産業の市場規模は約978億元で、目下、年平均32.8%のハイペースで成長し、20年には2千億元の大台を突破することが予想されるという。

それほど目立たなかった犬猫ビジネスが、今や1千億元規模の巨大市場を生み出した。市場には可能性があり、資本はこの青海の中でたどり着く岸辺を探し回っている。新三板市場にペット概念株を登場させた企業は6社あり、昨年は4社だった。

ペット市場がどれくらい人気か、こうした企業の業績をみればよくわかる。ペット用食品を手がける佩蒂股フン(フンはにんべんに分)がこのほど発表した年間決算をみると、昨年の営業収入は10.69%増の5億5100万元で、純利益は8036万6100元に達し、同38.05%増加した。

戴院長補佐は、「昨年以降、資本がペット産業に流れ込むようになった。南方資本の一部が現在、活発に動いており、動物病院の買収や合併を進めている」と話す。

活発な資本が流れ込むことで、ペット産業には発展チャンスが訪れたが、寄り集まって一気に動けばバブルを発生させることになる。戴院長補佐は懸念する点として、「獣医は今、ひどく供給不足で、動物病院の規模を大幅に拡大すればサービスの質が低下する可能性がある」ことを挙げる。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年4月14日

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