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爆発的に発展する携帯ゲーム市場 もはやオサイフ?
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· 2016-10-27 |
タグ: 携帯;ゲーム市場;経済 | 印刷 |
携帯ゲーム市場は巨大で、利益は潤沢だ。背後で市場を支えるのはどのような人達なのだろうか。携帯電話のネットユーザーに対する調査の結果をみると、回答者の半数以上が日常的に携帯ゲームを楽しみ、35.5%が毎日平均2時間以上遊ぶと答えた。携帯ゲームをしないという人は16.4%にとどまった。
携帯ゲームにまつわる消費をみると、同じように過半数がゲームで料金を支払っていると答え、一番の目的は「装備のバージョンアップ」だった。
別の関連調査データによれば、中国のオンラインゲームユーザーの構造では「低年齢化、低学歴、低収入」という層があることが特徴で、この層がゲーム消費に最も大きく貢献している。低年齢層では、学生・生徒と児童が新たな主力軍で、未成年が「両親の銀行カードを借用してゲーム料金を支払う」などの問題が出てきている。
現在、中国にはゲームのレベル分けについて具体的な制度は実施されておらず、ほとんどのゲームは年齢ごとのハードルが設定されていない。ゲーマーの購買行動には制限がなく、両親が未成年による購入であることを証明できず、事態をうやむやにせざるを得ないケースがたびたび発生している。そこで専門家は、ゲーム運営企業がより多くの責任を担い、ゲームの中で技術的手段によって未成年を保護し、身分証明書の番号やこれと同等の証明書の提供を求めると同時に、ゲームの後ろ側で一連の技術的フォローを行い、連続して多額の出費をするといった未成年にみられそうな購買行動に対し、識別して警告を与えることをするべきだと呼びかける。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月27日
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